歴史ロマンとアートが薫る美しい白壁の町並み
白壁の蔵屋敷
なまこ壁
柳並木の風景
情緒豊かな町並みが楽しめるのが倉敷美観地区です。
伝統的な建物が作り出す町並みや、倉敷川沿いのレトロモダンな風景が、世界中の人を魅了し続けています。
「倉敷帆布」「倉敷デニム」といった倉敷ブランドが揃うおしゃれなショップや町家を改装したカフェなどが軒を連ね、1年中たくさんの観光客で賑わいをみせています。
大原美術館」「アイビースクエア」などの文化施設も多く集まり、1日中散策しても飽きないエリアです。
くらしき川舟流し
倉敷に来たら、まず乗っていただきたいのが「くらしき川舟流し」です。
乗船料が安い500円
舟は2艘(そう)あり、1艘の定員は6名、乗船時間は20分、倉敷美観地区の中心部約300mを、往復します。
柳が揺れる掘割から、舟に揺られて白壁の美しい街並み見学、美観地区は、かつて物資を運んだ倉敷川沿いに残る古い町並みです。
左右に立ち並ぶのは白壁と瓦屋根の町屋や大正モダンなレンガ建築。掘割沿いの柳並木が揺れ、心地よい風が吹き抜ける川舟旅で、まずは美観地区の全景を堪能しましょう。
大原美術館
世界の名画を収蔵する、日本初の西洋近代美術館
友人の画家・児島虎次郎のパトロンとして力を尽くした倉敷の実業家、大原孫三郎が設立した日本初の私立西洋美術館。
外観はギリシャ神殿風の意匠で、それだけでも一見の価値あり。世界の名画を多数収蔵し、日本にあるのが奇跡とさえ言われるエル・グレコの「受胎告知」やモネの「睡蓮」など著名な作品も展示しています。
入館料:1500円
EL GRECO
うっとりするほど気品の漂う喫茶店は、美観地区のフラッグシップ的スポット
大原美術館の隣に立つEL GRECO(エル グレコ)は、大正ロマンあふれるクラシカルな佇まい。
蔦が絡まるレンガの外壁に落ち着いた木造りの店内は、50年の歴史を感じさせる品と風格が漂っています。苦みの利いたクラシックコーヒーをいただきながら、近代芸術の美の余韻を楽しみましょう。
バイストン美観地区店
使うほどに味わいが増す、倉敷帆布のおしゃれ雑貨がいっぱい
倉敷帆布の魅力を伝える地元倉敷の織物会社直営ショップ。古民家を再生した町屋造りの店構えながら、のれんをくぐると意外なほどにカラフルでポップなテキスタイル小物でいっぱいです。
シンプルだけどかわいいトートバッグは使うほどに手になじみ、耐久性もバツグン。お値段も手ごろなのでひとつは持っておきたいですね。
藍照
ユーズド加工がかっこいい、履き心地バツグンの大人のジーンズ
倉敷は日本のジーンズ発祥の地。世界の著名ブランドからの信頼も厚い倉敷ブランドのジーンズを扱う「藍照」には、ダメージ加工されたユーズド風など120~130種類のジーンズが並びます。大人だからこそ、ホンモノを履きこなしたい!そんなあなたにピッタリの究極の1本を探してみませんか。
倉敷アイビースクエア
ライトアップされたアイビースクエアは、優雅で絵になる美しさ!
アイビースクエアは、大正時代の紡績工場跡地を再開発してできた、ホテルを中心とする複合交流施設です。
アイビーの蔦がからまる赤レンガ壁、ノスタルジックな内装など、モダンでおしゃれな洗練された雰囲気。夕方以降ライトアップされるといっそう美しさが増す落ち着いた空間です。
倉敷美観地区
江戸時代初期の寛永19年(1642年)、江戸幕府の天領に定められた際に倉敷代官所が当地区に設けられ、以来備中国南部の物資の集散地として発展した歴史を持つ。
倉敷川の畔から鶴形山南側の街道一帯に白壁なまこ壁の屋敷や蔵が並び、天領時代の町並みをよく残している。
1969年に倉敷市の条例に基づき美観地区に定められ、1979年(昭和54年)に県内2件目の重要伝統的建造物群保存地区として選定された。
また、1930年(昭和5年)に建てられた日本最初の西洋美術館大原美術館や1888年(明治21年)に代官所跡地に建てられた旧倉敷紡績工場の建物を改修・再利用した観光施設倉敷アイビースクエア等も当地区を代表する建築物である。
1.倉敷川畔
美観地区を象徴する場所です。
倉敷川に並び立つ柳並木と白壁の土蔵。また、近代的な建築物も風景に溶け込んで美観地区の景色を作っています。
観光スポットも川の両側にたくさんあり、一番人通りが多い場所でもあります。
2.奈良萬の路地
倉敷物語館西側の路地は美観地区で最も美しい路地と言われており、ここに奈良萬旅館があったことから奈良萬の路地と呼ばれています。
白壁や黒板塀が両側に並び立ち、白と黒のコントラストを描いています。
3.大原邸裏路地
大原美術館前から今橋を渡り大原邸と有隣荘の間を西へ折れた所の路地です。
背の高い白壁の建物が並んでおり、晴れた日には空を見上げながら青空と白壁のコントラストを楽しめます。
4.有隣荘裏~旅館鶴形裏~中橋
大原美術館前から今橋を渡り、大原邸と有隣荘の間を東へ折れた路地です。
有隣荘の赤壁を通り、旅館鶴形裏のなまこ壁を見ながら角を曲がると、中橋と倉敷館が見えます。
5.旅館鶴形西の路地
倉敷川畔にある旅館鶴形の西側から本町へと通じる路地です。
南側はなまこ壁、北側は黒板塀になっています。
南側から北へまっすぐ伸びるなまこ壁は見応えがあります。
6.本町通り
倉敷川畔の北にある本町通りは、町家が立ち並んでおり、江戸時代の面影を多く残す町並みとなっています。
落ち着いた雰囲気を楽しみながら散策してください。
また、近年は町家を再生する活動を通して、町家を利用した様々なお店もできていますので、散策ついでにお土産も購入してはいかがでしょうか。
こちらの路地はちょっとした冒険気分を味わいたい方にオススメです。
新渓園南角の交差点を東側へ進み、路地を折れ曲がりながら進んでいくと、倉敷川へと辿り着きます。
白壁の家と家の間の狭い路地を進み、その先に開ける倉敷川の光景はまた違った景色に見えるかもしれません。
参考サイト
「倉敷観光WEB | 岡山県倉敷の観光・旅行情報・名所・おすすめスポットをご紹介!」
「るるぶ&more. - 毎日をもっとステキに。おでかけをもっと私らしく。」
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