皆さん…青梅ってどんな街ですか?…って質問されて明確に答えられる人って少ないと思います。
特に我々、千葉県民には、なじみの薄い街だと思います。
でも青梅って知る人ぞ知る意外と興味深い町なんです。
JR青梅線、青梅駅を降りた瞬間からタイムスリップしたようなレトロな映画の看板が出迎えてくれます。
見ものとして駅近くには、青梅赤塚不二夫会館、昭和レトロ商品博物館…この2館は我々の世代には泣けてきます。
そして今回のお話の本題に入ります…実は青梅は、猫の町なんです。
平成10年に青梅の商店街で福を呼ぶという、願いを込めて「招き猫たちの青梅宿」というイベントを開催しました。
その時に沢山の作家が日本中から集まって、猫のモチーフ、看板などを作ってくれたことがきっかけで猫の町になっちゃったんです。
町のいたるところに猫、猫、猫…猫のオブジェ、彫刻、置物、猫通り、公園、交番まで猫です。
元々青梅はレトロな、映画看板で有名だったんですが、今では猫の映画パロディー看板でいっぱい!!
アメリカ映画の西部劇では、「シェーン」ではなく「にゃーん」…「猫こと共に去りぬ」、「怪猫二十面相」、「第三の猫」、「ニャーマの休日」…それはローマの休日だろ…日本映画では「極道のにゃーたち」、「猫はつらいよ」、「三丁目のタマ」、「風の姉のニャウシカ」、「ニャジラ」、…ゴジラだろ。
というように楽しい猫が街中溢れています。
平成10年の招き猫イベントで全国の作家たちが青梅に集まったと説明しましたけど…その内の一人が青梅に住み着いてしまいました。
有田ひろみという墨絵画家です…どこか懐かしいようなレトロな感じの絵を描く作家さんです。…この有田さんが描く、猫の絵が街中いたるところにあります。
常設展示場としては、昭和幻燈館という美術館で「有田ひろみとちゃぼの青梅猫町商店街」という題名で展示されています。
■一度は訪れてみてもいい街だと思いますよ…(どんな猫に出会えるか中散策してみましょう…笑)