(香取神宮)
東国三社を訪ねる旅ですが日本の神様と皇室の結びつきを改めて見返してみたいと思います。
今年は皇紀2680年…「皇紀」は神武天皇即位の年を元年と定めた日本の紀元です。
西暦を660年遡る年が日本の紀元です。…ですから皇紀の簡単な算出方法は、「西暦」+「660年」で皇紀が算出できます。
神武天皇は、ご存知の通り、日本の初代の天皇です。
現在の陛下は126代目の天皇です。
鹿島、香取の両神宮は、武の神、武門の総本山、軍神として古くから信仰されてきました。…神武天皇がまだ即位される前に東征…東方征伐に向かわれた際、窮地に陥ったところを鹿島神宮の祭神、建御雷神(たけみかづちのかみ)に救われたそうです。
この恩に感謝された天皇は御即位の年、皇紀元年に勅使(使者)を派遣されて祭祀を執行されています。
その後は、東国遠征の前線基地としての役割を果たしていたようです。
※…鹿島、香取の神様は、天照大御神の命を受けて出雲に行って「国譲り」の交渉をしたり…神武天皇の窮地を救ったり…大活躍の神様なんです。
そんな事を思い浮かべながら…東国三社ありがたく参拝しましょう。