谷川岳 一ノ倉沢への入口…JR上越線「土合」駅
谷川岳ドライブインから徒歩2分ほどでJR上越線「土合」駅があります。
この駅がどういう駅かと言いますと、登山家の間では知らない人はいないと言われるぐらい有名な駅です。
800名以上もの犠牲者を出した「魔の山 谷川岳」への入口がこの土合駅なんです。昭和30年代の登山ブームの時は週末ごとに首都圏から大勢の登山家が谷川岳に挑戦するために土合口駅を降り立ちました。
駅のホームは地下70mの清水トンネル内にあります。…この清水トンネルはあの有名な川端康成の小説「雪国」の冒頭…「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」…この長いトンネルというのが清水トンネルです。
それとクライマーズハイという映画見た方も多いと思いますが…御巣鷹山の日航機墜落事故をめぐる地方紙のスクープ合戦を描いた映画です。主演は堤真一…NHKの3時間のスペシャルドラマにもなっています…ドラマでは主演を佐藤 浩市が努めました。
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この物語の中で主人公が谷川岳、一ノ倉沢の衝立岩に挑戦する場面が印象的に描かれています。
映画では堤真一、ドラマでは佐藤浩市が土合駅に降り立ち、486段の地上へ向かう一直線の階段を上るところは伝説の名シーンだと言われています。(ページトップの写真)
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というように沢山の物語を語り伝えている、JR上越線「土合」という駅を覚えていただければと思います。