火星移住計画 テラフォーミング
上記写真は火星です…といっても4年前に公開された「オデッセイ」という映画の一シーン…皆さんは見ましたかね?
宇宙飛行士が火星に取り残されて生き残りをかけてサバイバル生活をする物語です…たしかチョット前に地上波のテレビでもやっていました。
この映画を見たものですから火星がなんとなく身近に感じられるようになりまして、人類の火星移住に関して興味を持ちましてチョット調べてみました。
Youtubeを検索してNHKの科学番組コズミックフロントで火星移住に関するレポートを作ってみました。
では紹介します…
テラフォーミングという技術があるそうです。
テラは地球…フォーミングは作る…人類の手で火星を地球のように作り変えるという発想です。大地を作り、水を作り、海や川が生まれ、やがて生き物があふれる星にする…最先端の技術を使えば意外なほど短い期間で実現可能です。
NASAエイムズ研究所の宇宙生物学者クリス・マッケイ博士は「火星のテラフォーミングは僅か100年で実現できる」…と言い切っています。
NASAの計画では2030年代人類は火星に到達します…火星を作り変えるという壮大なプロジェクト…人類の火星移住計画は着々と研究が進められています。
火星のデータです
気温:-130°~20度 平均気温-55度…極寒の世界ですね
重力:地球の3分の1
地表には水は無し、酸素もほとんど無し、大気は地球の160分の1、これが問題なんですね…この為、太陽からの有害な紫外線を浴び続けます…つまり、かなり過酷な環境…普通に人は住めません。
まずは大気と水です
NASAで火星に探査機を送込んで調査したところ火星の北極と南極に大量のドライアイスが存在していることがわかりました…つまり個体の二酸化炭素です…ドライアイスを溶かすことが出来れば有害な紫外線を防ぐ大気を作り出せる事が出来ます。
2008年に送込んだ探査機フェニックスは火星の表面近くに大量の氷が存在する事を確認します…溶かせば水が出来るんです。
ドライアイスと氷…これを溶かすことが出来れば大気と水が作れる…科学者たちはここに目を付けました。
するべきことは火星の温度を上げる事です。
方法としては…
温室効果ガス…そうです地球温暖化の元凶として問題視されている温室効果ガスです…使用するのはフロンガスのc3f8(シースリーエフエイト)でスーパー温室効果ガスとも言われていて二酸化炭素の2万倍の温室効果があります…しかも生物にとって無害…極めつけは、ガスの原料を火星で手に入れられることです。
C3f8の成分は、炭素とフッ素…これらは火星で調達できるんです。
冒頭でNASAの生物学者クリス・マッケイ博士の言葉を紹介しました…博士は「火星のテラフォーミングは僅か100年で実現できる」…と言い切っています。
我々の世代ではチョット無理かもしれませんけど…本日ツアーに参加されているお子様の世代なら、火星への人類移住計画も具体化されているんじゃないですかね。
先ほど宇宙の広さ、大きさのお話をしました…これだけ広い宇宙です…火星までも宇宙船で180日かかります…距離的に考えれば現時点で地球の代わりと考えられるのは火星だけでしょう。
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