八ヶ岳高原ローカル列車
八ヶ岳高原ローカル列車これがまた…たまらなく良いんです…鉄道フアンじゃなくても感動できるんじゃないかなと思います。
どこを走っているかといいますと…小淵沢駅(山梨県北杜市)と小諸駅(長野県小諸市)を結ぶJR小海線というローカル路線…標高1,000m以上の区間が続き、標高1345mの野辺山駅をはじめとして…標高の高いJR駅ランキングの1~9位を独占する路線で、別名「八ヶ岳高原線」とも呼ばれています。
…どうです…凄いでしょ!!
八ヶ岳高原ローカル列車…列車…電車じゃありません、気動車です…電気で動く電車ではなく”ディーゼルエンジン” で動く気動車です。
気動車の多くは、軽油を燃料に動力を産み出すディーゼルエンジンを使用、屋根から、排気ガスを吹き上げて駅を出るシーンは、まさに勇壮、力強いです。…エンジンは床下に吊ってありましてバスのようなサウンドを奏でます。
そして走る列車は「JR東日本、気動車のエース」と呼ばれている「キハ110系」…キハの「キ」は気動車の頭文字、続く「ハ」は普通車を意味します。
普通車はかつて3等車と呼ばれていました…1等車から順にイロハと付けていったためです。
走る列車は、気動車の3等車両で…「キハ110系」と呼ばれています。
日本一標高の高い駅
野辺山駅…
野辺山駅は、日本で一番、標高の高い場所、標高1346mに位置している駅なんです。日本一標高の高い駅…これだけでも十分、プレミアム感がありますけど…駅舎、駅の建物自体もとてもユニークな外観となっています…ですから、まずは、写真撮影タイムとして時間を使ってください。
野辺山駅で待っていれば…「キハ110系」やってきます。
見るだけじゃなくて乗っていただきたい…野辺山駅~清里駅の1区間…7分間…。
バスツアーだとこのコースがあるんです…野辺山駅で列車に乗って清里駅まで…バスは清里に先回りして待っている。(個人だとこういうことが出来ませんからね)
それと日本で一番高いところに位置している駅が野辺山駅、…駅です。
で…線路で一番標高の高い場所は1375mで…野辺山と清里駅の間にあるんです…ですから列車で通ります。
野辺山駅から乗車して列車は動き始めます…始めは、上り坂でスタート…そして3分程で最高峰に到達して…そこからは、清里駅まで下り坂です…ですから列車、2両編成の、「キハ110」スタートは、苦しそうに息せき切って必死の形相で坂道を上って行きます…唸りをあげるエンジン音…で、最高点を通過してからは下り坂、軽快に軽やかに清里駅に入って行きます。
標高最高地点で車内アナウンスもあると思いますので…注意してください…一瞬で通り過ぎちゃいますから…見逃さない事!…野辺山駅を発車して3分ぐらいで最高峰、標高1375m地点になります…。
列車に乗れない方に…
JRの路線の中でも標高の一番高い1375mの地点、野辺山駅と清里駅の間、旧国道と交差する踏切付近です。
そばには最高地点を示す木製の標柱、線路を挟んだ反対にも石碑があります。
ここで待っていれば…息せき切って登ってくる…「キハ110」を見る事が出来ますよ。
管理人の小ネタ
南アルプスは、長野県・山梨県・静岡県に、跨る赤石山脈の通称で、北アルプス(飛騨山脈)・中央アルプス(木曽山脈)とともに、日本アルプスとも呼ばれて親しまれています。ダイナミックな連山の様は、とても美しいです。3,000mを越える山が9座も存在しています。
中でも、南アルプス、最高峰の北岳は、富士山に次いで、日本で2番目に高い3,193m、続いて、間ノ岳(あいのだけ)は日本で3番目の3,189mを誇ります。
中央自動車道を下りますと釈迦堂PAの手前、日影トンネル出て89kpあたりから南アルプスが見え始めます。
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