
臨済宗 妙心寺派
乾徳山(けんとくさん)恵林寺
甲州市塩山に位置する…恵林寺は知らなくとも「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」の言葉を知らない人はいません。…天正10年(1582)4月3日、快川(かいせん)和尚が織田信長に攻められ、恵林寺は火に包まれます…その際に発した言葉として伝わっていまして「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」という言葉を残し、火に包まれるという壮絶な最期を遂げたと記録されています。
乾徳山 恵林寺
恵林寺は臨済宗妙心寺派の名刹、元徳2年(1330)に、夢窓国師を招き禅院とし創建しました。
その後、武田信玄の尊敬を受けた美濃の快川(かいせん)和尚の入山で寺勢を高め、永禄7年(1564)には、信玄自ら寺領を寄進し当山を菩提寺と定めました。
恵林寺素晴らしいです…管理人が好きな寺の一つ…歴史的な背景を説明します。
恵林寺の快川和尚は、武田信玄の請われて恵林寺に入山…武田家の菩提寺になります。そして信玄の庇護のもと発展しますが。
信玄の死後、武田勝頼は織田信長との無謀な戦いに出て長篠の合戦で大敗…3万8千の織田信長・徳川家康連合軍に対し、武田勝頼は1万5千…勝てるわけがない。織田軍の鉄砲隊、3段撃ちが有名な戦いでした。
その後、武田家は家臣の離反にあい急速に力を落とします。そして勝頼自刃とともに滅亡、…武田家という庇護者を失った恵林寺は織田軍に包囲され焼き討ちに合ったという流れです。

武田家の菩提寺で「武田信玄公の墓」もあります。
信玄所用の兜・軍配団扇や風林火山で有名な「孫子の旗」など武田氏に関する文化財を数多く所蔵しています。
「恵林寺四脚門」「太刀 銘来国長」「短刀 銘備州長船倫光」は国指定重要文化財。…「恵林寺三門」「木造夢窓国師坐像」「紙本著色渡唐天神像図」「和漢朗詠集」など県指定有形文化財も多数あります。
春は桜が美しく咲き、秋は紅葉も見もの。…本堂の裏側に広がる夢窓国師が築庭した国指定名勝の「恵林寺庭園」では、のんびりお抹茶を楽しむこともできます。
それと恵林寺は無料の駐車場があります…黒門の入口辺りです。
管理人からの一言
歴史的な背景を知ってから訪問するって凄く重要…というか歴史的な背景を知らないと魅力が半減します。
恵林寺は、寺自体も立派で大きく敷地も広い…それだけでも十分満足できると思いますが…歴史的背景を知ると更に楽しめる場所です。…今回、簡単に説明文を付けましたが…更に踏み込んで恵林寺を調べて、知ってから訪問していただきたいですね。
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