武田神社
武田神社、ご祭神は武田信玄公です。
大正4年、大正天皇のご即位に際し信玄公墓前に従三位追贈(じゅさんみついぞう)が奉告されたのを契機に、ご遺徳を慕う県民に武田神社、創建の気運が沸き上がり、大正8年には社殿が竣工、以来、甲斐の国の総鎮護として祟敬を集め、平成11年には創建80年を迎え、祈祷殿「菱和殿(りょうわでん)」のご造営を始めとして各種記念事業が展開されました。
武田神社…なんとなく武田信玄、武田家ゆかりの神社かな?…なんて思っていた方いらっしゃると思います。
とんでもない武田信玄公をご祭神とした神社です。…神社の敷地は、躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)跡…つまり信玄の居城跡が神社の敷地なんです。
戦国時代の武田家が本拠地とし武田信虎・武田信玄らが館を構えた場所が躑躅ヶ崎館… 皆様ご承知の通り、城ではなく「館」です。
武田信玄の名言「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」…城を作らなかったんです。…で…信玄亡き後、子の勝頼は、あっけなく信長にやられちゃうんですよね。
現在、跡地には武田神社が建立されまして「武田氏館跡」として国史跡に指定されているほか日本100名城にも選ばれています。
武田神社の案内の前に信玄ミュージアム(甲府市武田氏館跡歴史館)を紹介いたします。正面大鳥居の向かいの近代的な建物です。無料で見る事が出来ますので是非、覗いて見てください。…ボランティアガイドさんがいます。懇切丁寧に武田館(躑躅ヶ崎館)の構造、発掘の進展状況などをジオラマ、資料を使って説明してくれます。
武田神社正面大鳥居から石段を上って中段辺りで振り返ると富士山が見えます。石段を上りきると中門をくぐって本殿にて参拝、右手に社務所がありまして御朱印はこちらで受ける事が出来ます。
お土産選びも結構楽しい…大鳥居前の土産屋さんは品物豊富でかなり楽しめる…土産選びにはここで済ませると良い。
大鳥居直近に無料駐車場があることも嬉しいポイント。
ここで管理人からの耳寄り情報
上記全体図に赤枠で「甲陽武能殿」を囲っています…ここで能を演じたりするらしいんですが…この能舞台を額縁にして富士山が撮影できるんです。
実は、管理人の先輩から聞いた話なんです…ですので管理人は実際には能舞台を額縁にして富士山を見てはいないんですが…見えるらしいですよ…試してみてください…管理人も次回、武田神社に行った際は必ず行おうと思っている事です。(Google検索したけど出てこない…かなりレアな情報だと思う)
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