旅cafe

旅行会社の元社員が書く旅日記です…観光情報、現地の楽しみ方、穴場スポットなどを紹介します。…当ブログ記事は転載OK…リンクを貼っていただけるなら遠慮なくお好きにお使いください。

鹿島神宮

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日本建国・武道の神様 鹿島神宮

今年は皇紀2680年。…「皇紀」は神武天皇即位の年を元年と定めた日本の紀元です。

西暦を660年遡る年が日本の紀元。…ですから皇紀の簡単な算出方法は「西暦」+「660年」で皇紀が算出できます。 

神武天皇は、ご存知の通り、日本の初代の天皇です。
現在の陛下は126代目の天皇です。

鹿島、香取の両神宮は、武の神、武門の総本山、軍神として古くから信仰されてきました。神武天皇がまだ即位される前に東征。…東方征伐に向かわれた際、窮地に陥ったところを鹿島神宮の祭神、建御雷神(たけみかづちのかみ)に救われたそうです。
この恩に感謝された天皇は御即位の年、皇紀元年に勅使(使者)を派遣されて祭祀を執行されています。

その後は、東国遠征の前線基地としての役割を果たしていたようです。「皇紀」の話、詳しくは「東国三社を訪ねる(西暦と皇紀) - 旅cafe」を確認ください。

それでは地図の説明です。
ピンク⇒ :大鳥居」「青⇒社務所」「赤⇒ :拝殿・本殿」「緑枠:さざれ石」「ピンク枠:奥宮」「緑枠:御手洗池」「青枠:要石」

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大鳥居
平成26年に建てられました。境内に自生する杉の巨木を用いています。実は以前までは御影石で作られていました。でも東日本大震災により倒壊してしまいまして、御影石の鳥居に替わり、地震に強い杉を用いて同寸法の鳥居が平成26年6月1日に再建されました。

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祈祷殿、社務所
こちらで御朱印をいただくことができます。御朱印をいただく方は、まずは参拝、そしてすぐに御朱印をもらいに行ってください。でも結構、御朱印をもらうまでに時間がかかります。ですから御朱印帳を先に預けてから参拝もありです。

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社務所と東国三社「鹿島神宮」「香取神宮」「息栖神社」の御朱印

拝殿・本殿
鹿島神宮香取神宮、息栖神社(いきすじんじゃ)を東国三社といいます。
鹿島神宮は、建御雷神(たけみかづちのかみ)
香取神宮は、経津主神(ふつぬしのかみ)
…を主神として祀っています。

ご皇室の祖先神である天照大御神は、この二神を出雲の大国主命オオクニヌシノミコト)のもとに派遣して国を譲るように交渉させました。そして無事、有名な「国譲り」を成功させたんです…その際に両祭神を案内したのが息栖神社のご祭神である久那戸神 (くなどのかみ)なんです。 

どうです…凄い展開でしょ…そうなんです…この三社は、凄いんです。今の皇室が存在するのも、この三神のおかげといっても過言ではないぐらい重要な役割を果たされた神様なんです。…詳しくは「東国三社を訪ねる - 旅cafe」で確認ください。

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さざれ石
鹿園の下の「さざれ石」…国歌「君が代」です。「君が代は、千代に八千代に、さざれ石の巌となりて苔のむすまで」…この歌、古今和歌集に「題名知らず、読み人知らず」として載っている歌で…1000年以上歌い継がれてきた歌。…さざれ石とは小さな石の事。その石が長い年月をかけて結びつき大きな岩になったものが置かれています。

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奥宮
慶長10年(1605)に徳川家康関ヶ原戦勝の御礼に現在の本殿の位置に本宮として奉納したものを、その14年後に新たな社殿を建てるにあたり、この位置に遷してきたものが奥宮です。

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御手洗池
1日に40万リットル以上の湧水があり、水底が一面見渡せるほど澄みわたった池です。昔は参拝する前にここで禊をしたそうです。

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要石
遥か昔、神々が日本をおつくりになった時、まだ地上は安定していませんでした…打ち続く地震に人々は恐怖していました。…その時、鹿島、香取、両神宮の神様、タケミカヅチとフツヌシが当地を訪れて人々が地震を恐れているのを知ります。…そして言いました…「これは地中に大きなナマズが住み着いて騒いでいるんだ」そして地中に深く石棒を差し込み、ナマズの頭と尾を押さえつけて地震を鎮めたのです。

その地中深くに差し込んだ石棒の頭だけが出ているところが要石と言われています。他にも「要石」興味深い話があります。詳しくは「東国三社を訪ねる(パワースポット要石) - 旅cafe」の記事で確認ください。

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※因みに香取神宮の要石は丸いのに対して鹿島神宮の要石は中央が凹んでいます。

駐車場は鳥居のすぐ脇にありまして300円で停められます。

 

管理人の独り言

鹿島神宮と言ったら塚原卜伝でしょう…伝説の剣豪ゆかりの地でもあります。

2011年のNHKBS時代劇塚原卜伝」見た方も多いんじゃないでしょうか、主演を堺雅人が努めまして、鹿島神宮はそのロケ地にもなっています。

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戦国時代に剣の聖地・鹿島に生まれ、17歳で武者修行の旅に出て、生涯多数の真剣勝負や合戦に臨んで…ただ一度も負傷しなかったという、伝説的な剣豪です。 

時代を越えて最強剣士は誰か…とか語り始めたら男子はこれだけで一晩飲み明かせます…
(新当流) 塚原卜伝VS(新陰流)柳生但馬守
(新当流) 塚原卜伝VS(二天一流宮本武蔵
…考えただけでもドキドキしますね。 

剣術には、兵法三大源流というものがありまして…日本の現在の剣術を辿っていくと、おおむねこの三つの流派に行き着くとも言われています。

その一つが香取神宮、鹿島じゃないですよ…香取神宮に伝わる「天真正伝香取神道流(てんしんしょうでんかとりしんとうりゅう)」です。

塚原卜伝もこの香取神宮の新当流を修行して後「鹿島新当流」を開きました。

という事からも…鹿島、香取、両神宮が武門、戦(いくさ)の神様であることを語っている…という事だと思います。

 

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