シャチに会える水族館 鴨川シーワールド
管理人はシャチが大好き!…日本でシャチに会える水族館は、千葉の鴨川シーワールドと名古屋港水族館のみ。千葉の鴨川シーワールドにシャチがいる…誇らしい…千葉県民の管理人としては嬉しいばかりです。
今回は、鴨川シーワールドについて語ります。
鴨川シーワールドは、千葉南部の太平洋に面した海岸線に位置している水族館、1970年10月のオープン時よりシャチを飼育し、シャチによるパフォーマンスを公開してきました。そして、1998年には日本で初めてシャチの繁殖に成功し、2008年には、その日本で初めて生まれ育ったシャチ「ラビー」によるシャチ3世の出産にも成功しました。
シャチの飼育、育生、繁殖技法の高さは、世界でも屈指の技術を持っている水族館なんです。
日本のシャチ
日本には現在シャチが7頭います。元はみんな鴨川シーワールドにいたのですが、現在では、4頭が鴨川シーワールド、3頭が名古屋港水族館にいます。
7頭は血縁関係がありまして家族です。詳しく説明いたします。
シャチはアイルランドから鴨川にやってきました。ビンゴとステラから5頭の子供が誕生。5頭の子供の内、ラビーが子供を産んだんです。
鴨川シーワールドの4頭…
ラビー(長女)、ララ(次女)、ラン(四女)は姉妹で…
ルーナ(長女)は、ラビーの子供
…わかりましたかね。
鴨川には、ラビー、ララ、ラン、ルーナの4頭がいるんです。
何故、名古屋と鴨川に分かれたのかといいますと…元はみんな鴨川シーワールドにいたのですが、ステラの妊娠・出産とラビーの妊娠・出産時期が重なり、プールが手狭になったため、2011年、ビンゴ・ステラ・ランの3頭が名古屋港水族館へお引っ越ししたという経緯があります。
名古屋に行ったランがなぜ鴨川にいるの?
ランは一旦は、名古屋に行ったんですけど…2015年12月に鴨川に帰ってきています。…ランは成熟して子供が産める身体になりまして鴨川で繁殖活動に入ることになりましてアースと交換(トレード)となりました。
ランの繁殖は、海外より精子を持って来て行われますが…いまだに子供は生まれていません。早く懐妊のニュースが聞かれると良いんですけどね。
たくさん子供が生まれたら、他の水族館でもシャチが見られるかもしれませんよ。
海の王者 シャチ
シャチの背中は黒、お腹は白色で、両目の上方にアイパッチと呼ばれる白い模様がある。外見は綺麗で愛くるしく可愛いが、シャチは肉食性。獰猛です。何といっても海の虎と書いて鯱ですからね。
海洋系での食物連鎖の頂点に立つ。武器を使う人間を例外にすると自然界での天敵は存在しない。鋭い歯が上下のあごに計44 - 48本並んでいる。歯の形状は全体的にほぼ均一であり、獲物を咀嚼することよりも噛みちぎることに特化したものになっている。
でも利益にならない戦闘は避ける傾向もあり、食べる必要のないものを襲うことは少ないと考えられている。
アザラシやオタリアを襲うとき、海面上に放り投げ必要以上の苦痛を与えることがあるが、これは子供のシャチに安全な海中(上)で狩りの練習をさせるためだと考えられている(陸上のアザラシを捕食する際、シャチ自身が海に戻れなくなり死亡することがあるため)。しかし、はっきりしたことは未だわかっていない。
各タイプのメインの獲物だけでなく、小さいものでは魚・イカ・海鳥・ペンギン、比較的大きなものではオタリア・アザラシ・イルカ・ホッキョクグマ、時にはクジラやサメなど、捕食する動物は多岐に渡るとされる。
ヒゲクジラ類では、比較的小さいミンククジラやコククジラの幼獣をよく狙い、まれにザトウクジラやシロナガスクジラも狙う。ヒゲクジラ類はシャチよりも体が大きく、幼獣に大抵母クジラが側にいて、幼獣を守ろうとするため、シャチにとっても手強い獲物となる。
シャチは大きいですからね。狙われたら、サメやクジラも餌食になっちゃう。まさに海の王者 シャチです。
鴨川シーワールド館内案内
鴨川シーワールドは基本、水族館だけどシャチだけではなく、イルカ、アシカ、ベルーガなどのショーもあり、どれもかなり楽しい!
それでは園内の案内です。
ロッキースタジアム
アシカのショーが演じられます。アシカが4匹、お父さん、お母さん、子供が2匹で寸劇を行います。笑える…これが楽しいんですよ。
サーフスタジアム
イルカのショー…。ダイナミックなジャンプが見物…それとイルカ泳ぐの早い!100m自由形に出たら金メダル間違いなし!!
マリンシアター
ベルーガのショーが見られます。白イルカ…北極から来たらしいです。北極海の周辺に棲息する、まっ白い体のベルーガ。かわいい声でよく鳴くことから“海のカナリア”という愛称がつけられています。
ベルーガの頭って柔らかいんです。ぷにょぷにょする。冷たい水の入った風船みたい。脂肪だそうです。北極で氷にぶつかっても怪我をしないようにクッションになっているそうです。
オーシャンスタジアム
そしてメインは、シャチです。皆さんシャチを舐めちゃいけません。油断すると大変な目に遭います。シャチに水をかけられます。もうずぶ濡れ…客席の3列目ぐらいの人は、 ”パンツまでぐしょ濡れ” って感じです。
会場では300円でポンチョを売ってます。近くで見たい人は必ずポンチョを購入しましょう…。6列目ぐらいでも危ないかな…10列以降だったら安全圏かな?
でも…この、シャチに水をかけられるのが楽しいんです。シャチもお客さんが悲鳴をあげて逃げるのを楽しんでるみたい…(笑)
その他にも…
アザラシ、トド、セイウチ、ペンギン、ウミガメ、熱帯魚、マンボウ、クラゲ、ヤマメ、鯉、カニ、ペリカンなどが出迎えてくれます。
入場料:3000円
駐車場:1000円
管理人の独り言
日本にいるシャチは7頭。最年長は名古屋にいるステラです。推定年齢36歳といわれています。アイルランドの海で泳いでいたところを捕まって鴨川に連れてこられちゃったんです。…そして名古屋に移動。
ステラって凄いんです。何といっても5頭も子供を産んだんです。…それも全部女の子…これって凄い…オスは子供産めませんからね。
こうして鴨川と名古屋でシャチが見れるのは、ステラのおかげなんです。
この先もステラの子孫が増えるでしょう。…皆さんの住んでいる近くの水族館でも、シャチを見ることが出来るようになるかも知れませんよ。
管理人は千葉に住んでいるのでいつでも鴨川でシャチを見れす。…ラッキー!…(笑)
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