旅cafe

旅行会社の元社員が書く旅日記です…観光情報、現地の楽しみ方、穴場スポットなどを紹介します。

日本三名瀑 袋田の滝

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茨城県といったら袋田の滝

管理人はランキングが好き!

じゃらん集計 茨城県人気観光スポットTOP10
1位:アクアワールド茨城県大洗水族館
2位:国営ひたち海浜公園
3位:袋田の滝
4位:牛久大仏
5位:筑波山
6位:鹿島神宮
7位:大洗磯前神社
8位:イーアスつくば
9位:かねふくめんたいパーク大洗
10位:あみプレミアムアウトレット

袋田の滝は第3位にランクイン…今回は、そんな袋田の滝を紹介します。

水戸の上(北)茨城県の北部に位置する袋田の滝。高さ120m、幅73mの大きさを誇り、日本三名瀑の1つに名を連ねています。

別名「四度の滝」とも言われ、それは袋田の滝の滝川が、4段に分かれて岩肌を落ちることからという説が一つ。もう一つは、800年前この地を訪れた西行が「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ、真の風趣は味わえない」と、袋田の滝を絶賛したことから、「四度の滝」と呼ばれるようになったと言われている2つの説が存在しています。

 

西行の言う通り…
春夏秋冬様々は顔を見せる袋田の滝

春…新緑のフレームから瀑布を望む
氷壁が溶け出して滝川のせせらぎが音を立てて流れ出すと、春の訪れです。とうとうと清らかな水をたたえる滝を囲む木々の葉が次々と芽吹き、山肌をいきいきとした緑で包んでいきます。

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夏…滝壺にこだまする水音に涼を求めて
抜けるような青空と深い緑のコントラストが目にも鮮やかな盛夏は、白糸を引きながら落ちる滝の姿もいっそう引き立ちます。陽光を浴びてダイナミックに踊る水しぶきは時に鮮やかな虹を描き、訪れる人を魅了します。水しぶきと水音に涼を感じながら、夏の観瀑。

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秋…錦絵の世界に、うっとりと心奪われる
色とりどりの紅葉が渓谷を飾る秋の景観もまた格別です。極彩色に色づいたモミジやカエデと、純白の瀑布が織りなすコントラストが美しく、まさに大自然が生み出した芸術作品。自然の手によるこの豪華な風景画に、人々はただ息を呑むばかりです。

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冬…氷瀑の静かなる美しさ
厳しい寒さが続くと、滝全体が真っ白に凍結した「氷瀑(ひょうばく)」を見ることができます。近年では完全凍結することは少なくなりましたが、7割ほどの凍結でも普段とは違った表情を見ることができます。滝の凍結は陽がのぼるにつれ溶けていくため、氷瀑鑑賞に訪れるなら気温の低い朝方がおすすめ。

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袋田の滝のご案内

駐車場
無料で停められる2ヵ所の駐車場があります。第1駐車場、第2駐車場…難点はチョット滝まで遠い事。

袋田の滝入口まで…
第1駐車場(駐車台数50台)  :1000m
第2駐車場(駐車台数200台):1200m
…この2つの駐車場は駐車スペースが広く、トイレもある。足腰に不安のある方以外は、無料駐車場に停める事をお奨めいたします。

有料駐車場(500円)は滝から徒歩5分の距離に固まっていますが、道が狭く、駐車スペースも狭い…第1、第2が満車状態だったら検討する程度でいいと思います。

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第1駐車場・第2駐車場(第2はむちゃくちゃ広い200台停められる)

袋田の滝観瀑台へ
入口はトンネルの手前、入場料は300円。…このトンネルが長い…第1観瀑台まで250m。それと恋人の聖地モニュメント:大子町(だいごまち)の鳥おしどりをモチーフにしているそうです

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トンネルと恋人の聖地モニュメントで大子町(だいごまち)の鳥おしどりをモチーフにしているそうです

第1観瀑台は、滝つぼ間近。大迫力!…飛沫がかかる…涼しい。

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エレベーターで第2観瀑台へ。…高くなりますが滝から離れる事になります。全景を見るには第2観瀑台ですが、離れた分、チョット迫力に欠けますね。

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そして第1観瀑台まで下りて吊橋を渡って終了となります。

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時間に余裕のある方は
生瀬滝(なませだき)へ…

生瀬滝へは、吊り橋を渡った後、400段の階段を登ります。

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吊橋から見た第1観瀑台・生瀬滝への400段の階段

袋田自然研究路に入って袋田の滝の上に出られます。

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袋田自然研究路看板・袋田の滝の上からの景観


月居山ハイキングコース(袋田自然研究路)を登る事20分、生瀬滝は、その姿を現します。落差約15m、最大幅約27m。

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参考サイト「大子町観光協会 - 茨城県・奥久慈の魅力いっぱいの観光情報ポータルサイト。袋田の滝の凍結情報などもご紹介

 

管理人の独り言

袋田の滝からクルマで40分の距離に花貫渓谷があります。

花貫渓谷は、花園花貫県立自然公園の中に位置していまして…春夏秋冬、それぞれ違った顔を楽しませてくれる、茨城県北部(高萩市)の渓谷です。特に毎年11月中旬~11月下旬が見頃の紅葉は素晴らしい…知る人ぞ知る隠れた名所です。

是非、袋田の滝とセットで行って欲しい。詳しくは「紅葉の名所…花貫渓谷 - 旅cafe」を参照ください。

 

 

 

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