旅cafe

旅行会社の元社員が書く旅日記です…観光情報、現地の楽しみ方、穴場スポットなどを紹介します。

飛騨高山 古い町並み

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ミシュラン三ツ星、高山祭ユネスコ無形遺産
飛騨高山「古い町並み」

高山市中心市街地は、江戸時代より城下町、商家町として発展を遂げました。この「古い町並み」の景観は、国選定重要伝統的建造物群保存地区として保護されています。

江戸時代以来のままに守られた風情ある外観は “飛騨の小京都” ともいわれ、仏ミシュランの観光ガイドで三つ星を獲得しているほど。

2016年には、高山祭りが含まれる「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録されています。

 

高山の成立ちと発展の歴史

飛騨は古来より、金銀が産出され木材の豊富な地域、高山はそれらの物資が集散する城下町として発展した町です。

城下町となったのは、戦国時代、織田家に仕えていた金森長近が飛騨攻略の功績を認められ、飛騨国を与えられて入封する。その後、秀吉に仕え、慶長5年(1600年)「関ヶ原の戦い」では1600の軍勢を率いて参戦徳川家康」率いる東軍についた戦功により、美濃国上有知1万8千石、河内国金田3千石を加増され飛騨高山藩の初代藩主となる。

その後(107年後)徳川幕府は、飛騨の豊かな資源に目を付け、強奪するようにに天領にしてしまいました。当時の京都、大阪周辺の山は木を切り過ぎてはげ山に近い状態だったので幕府は飛騨の森林資源に目をつけたんです。

金森家は災難でしたが、この事は、かえって町の発展に寄与したようです。幕府直轄の天領として発展した高山は、反映し続け現在に至っているというわけです。

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飛騨高山「古い町並み」

古い町並みは、出格子ののつらなる軒下には用水路が流れ、造り酒屋には看板とも言われる杉の葉を玉にした『酒ばやし』が下がり、町家の大戸や、老舗の暖簾が軒をつらねています。

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※杉玉(すぎだま)とは、スギの葉を集めてボール状にした造形物。 酒林(さかばやし)とも呼ばれる。 日本酒の造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たす。

それでは町をご案内いたします。
赤⇒:JR高山駅」「赤丸:メイン通り」「青丸:朝市(2ヵ所)」「黒丸:うさぎ舎・原田酒造(山車)」「緑丸:無料施設」「ピンク丸:有料施設」

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 「古い町並み」メインストリート
マップ赤丸で記した部分が古い町並み一番の繁華街となっています。(JR高山駅から徒歩5分)

ここにはお腹を空かせて来てください。食べ歩きが楽しい!…飛騨牛の串焼き、飛騨牛のにぎり寿司、みたらし団子、原田酒造の山車大吟醸酒ソフトクリーム(超お奨め)、高山ラーメンなど…。

メイン通りから外れますが…「雑貨屋木の実の飛騨牛大玉焼き」「和牛処 助春のミンチカツ」「牛まん喜八郎」…美味しい物ばかりです。

うさぎ舎に立寄り、可愛い雑貨を物色して…原田酒造で日本酒の試飲を楽しめば大満足!!

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朝市
高山では朝市が毎日開かれています。(朝7時から開いています)これがまた楽しいんですよ。…場所は、「宮川朝市」「陣屋前朝市」の2ヵ所。チョット早起きして朝の空気を感じながら、野菜や民芸品などの名物を買い求めたり、地元の人とふれあったり、朝市散策を楽しんでみてはいかがでしょう。

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宮川朝市・陣屋前朝市

高山陣屋(国指定史跡)
ここはメイン通りから近いし寄っておいた方がいいですね。ここまで来たら高山の歴史を学んで感じていただきたい。

元は高山城主金森氏の下屋敷の一つでしたが、飛騨が徳川幕府の直轄地となってからは、江戸から来た代官や郡代が、ここで飛騨の政治を行いました。この役所は陣屋と呼ばれ、全国でも残っているのはここ高山だけです。

内部には、御役所、御用場、大広間、役宅、吟味所、白州などのほか裏手には、高山城三の丸から移した御蔵(米藏)8戸前(藏は戸前とかぞえる)も昔のまま残されています。かつて年貢米を保管した藏で天領時代の歴史を物語る資料が展示されています。大原騒動で打ち首となった本郷村(現在高山市上宝町)の農民善九郎が妻に送った遺言状の文面には胸をうたれます。
入館料:440円

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高山市政記念館
明治28年から昭和43年まで使用された町役場・市役所の建物です。高山市三町伝統的建造物群保存地区内の南端にあって、一之町、二之町、三之町を見渡す重要な位置にあります。建築材は総檜で、最高の官材を使用しており、ガラスも当時初めて導入され、硝子障子という名称で各所に使われています。
入館料:無料

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高山祭屋台会館
チョット町から外れますけど、時間が許すなら立寄ってもらいたい。ユネスコ無形文化遺産に登録された高山祭、その祭りで引き回されるのが「高山祭の屋台」その屋台が展示されています。

皆さんこの高山祭の屋台を見たことあるはずです。「からくり人形」といえば思い浮かぶはずです。

一般に高山祭といわれるのは、春(4月14日、15日)と秋(10月9日、10日)の年二回あるように思われがちですが、春と秋では、お祭を行う神社も地域も屋台も全く違います。春は日枝神社、秋は桜山八幡宮の例祭です。

古くから飛騨の国は、大和朝廷ヘ、税のかわりに匠(たくみ)を毎年送り出しました。選ばれて都ヘ出た匠たち(毎年100人~130人)は、奈良の都の宮殿や、お寺の建築に従事してその腕をふるいました。

匠が都ヘ送られた期間はおよそ600年、延べにして7、8万人の飛騨人が一年間都で働いたことになります。この人たちを総じて「飛騨の匠」と呼んでいます。

飛騨の国には、今もこの匠たちの長い伝統と、培われた技術が脈々とうけつがれていますが、中でも江戸時代後期に、花開いたのが高山祭の屋台(国指定重要有形文化財)です。高山祭屋台会館では、いつでも本物の祭屋台を展示しています。
入館料:1000円

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管理人の独り言

高山祭り、管理人はまだ行ったことが無いんです。一度行ってみたいですね。

高山祭(たかやままつり)は、京都市祇園祭、埼玉県秩父市秩父夜祭と並んで日本三大曳山祭の1つに数えられる。また、京都市祇園祭、埼玉県秩父市秩父夜祭と並んで日本三大美祭とされる。重要有形民俗文化財および重要無形民俗文化財に指定されている。

春(4月14~15日の日枝神社例祭)と秋(10月9~10日の櫻山八幡宮例祭)…チャンスは2回、何としても行ってみたい!!

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