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旅行会社の元社員が書く旅日記です…観光情報、現地の楽しみ方、穴場スポットなどを紹介します。…当ブログ記事は転載OK…リンクを貼っていただけるなら遠慮なくお好きにお使いください。

うだつの上がる町並み

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岐阜県美濃市「うだつの上がる町並み」

「うだつ」とは、屋根の両端を一段高くして火災の類焼を防ぐために造られた防火壁のことで、裕福な家しか「うだつ」を造ることが出来なかったため、庶民の願望から「うだつを上げる・うだつが上がらない」の言葉が生まれた。

岐阜県美濃市は、美濃和紙を基幹として栄えた商人の町です。長良川左岸の小倉山城の築城にあわせて造られた城下町は、二筋の大通りを中核とした「うだつの上がる町並み」として重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

なかでも、国の重文指定になっている造り酒屋の小坂家住宅や市指定文化財旧今井家住宅は庭や蔵などに往時の繁栄を今もとどめています。

また、2014年(平成26年)11月には本美濃紙「日本の手漉き和紙技術」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。美濃和紙とうだつが上がるのどかな町並みを歩いてみましょう。

 

18棟もの「うだつ」の上がる街並み

うだつの上がる町並みは、かつて上有知(こうづち)と呼ばれ、その歴史は慶長時代に始まります。小倉山城を築城した「金森長近」によって造られた城下町は商業の中心地として大いに繁栄しました。

とくに町を裕福にしたものは、長良川流域で漉かれた美濃和紙で、現在も残る江戸・明治期に造られた豪商の民家は、大部分が紙商にかかわっていました。しかし、丘の上に造られた上有知の町は、水の便が悪いため、火災に弱いという一面を持っていました。

そのため防火対策の一環として、屋根にうだつを上げるようになりましたが、次第に富の象徴として豪華なうだつが競って上げられるようになりました。現在も、町内には18棟ものうだつを上げている家が残されています。

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町並み案内

和紙産業の町として1300年以上前から栄えてきた美濃市”和紙とともに栄えた町” と意識して散策をスタートしてみましょう。

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旧今井家住宅・美濃史料館(市指定文化財
最も古い形のうだつ軒飾りが上がっています。鬼瓦は小さく、破風瓦の下に懸魚が見られません。最も大きな特徴は破風瓦を左右に二枚ずつしつらえている事です。

中庭にある「水琴窟」も旧今井家の自慢のひとつ。底に小さな穴をあけた瓶(かめ)を庭に逆さにして埋め込んだもので、柄杓で水を注ぐと、穴から落ちた水が瓶の中で反響し、琴のような涼やかな音色が。環境省が選んだ「日本の音100選」にも認定されています。庭に下りて、風流な仕掛けを楽しんでみてください。

入館料:300円(※あかりアート館セットで400円)

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あかりアート館
伝統の美濃和紙を使ったあかりアート作品を展示しています。建物内部は木と和紙を使用し、落ち着いた雰囲気は心が自然と癒されます。

闇に浮かぶほのかな灯り
和紙をまとったやさしい光が、異空間へと誘います。

入館料:200円(旧今井家住宅セットで400円)

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小坂家住宅(国指定重要文化財
安永(1772〜81年)初期に建てられた造り酒屋です。屋根全体が「起り(むくり)」となっていて、上方風の作りの珍しく貴重な建物です。また、小坂家のうだつには鬼瓦が無くて、とりぶすま、左右に二枚の破風瓦、簡素な懸魚で構成されています。昭和54年、国の重要文化財に指定されました。

入館料:無し

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町並みギャラリー山田家住宅課
山田家は町医者でした。古い門構えや太い大黒柱からは、永い年月を経てきた風格が感じられます。陶器製の防火水槽も珍しい。現在ギャラリーとして公開。「和紙ちぎり絵」などの展示をしています。

入館料:無料

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和紙の店 紙遊(しゆう) ※マップ青矢印
美濃といえばやっぱり和紙。紙の倉庫をそのまま利用したこちらのお店は、美濃和紙をはじめとする和紙や雑貨をそろえるセレクトショップ。店内には便箋やメモ帳など、かわいいデザインのアイテムが並びます。

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店の奥にも売り場があります。

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管理人の独り言

いやー。…知らない事って多いですね。

「まったく…うだつの上がらない奴だな」…と言われ続けて50年…。

”うだつが上がらない” って意味がようやく分かりましたよ。

確かに「うだつの上がらない奴」でした…(笑)

 

 

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