
紅葉の名所「香嵐渓」
愛知県豊田市足助町にある矢作川支流巴川がつくる渓谷。
東海随一の紅葉の名所として知られるのが…香嵐渓(こうらんけい)です。
東海を代表する紅葉の名所で、晩秋にはとても多くの人が訪れます。
一日見ていても飽きない香嵐渓の美しさには、何度でも行きたくなってしまう魅力があります。
広葉に彩られた渓谷、香積寺(こうじゃくじ)、飯盛山などを案内させて頂きます。

香嵐渓の紅葉
香嵐渓のもみじは、寛永11年、380年程前に香積寺(こうじゃくじ)三栄和尚によって植えられたのが始まりと言われており、現在は11種類の楓が植えられています。
もみじ11種類…違いの説明はできません…(笑)
約4,000本もの木々が赤らむ姿は圧巻!「香嵐渓もみじまつり」期間中(11月1日~11月30日)には、数十万のも観光客が県内外から訪れます。
見頃は2週間程度ですが週末には歩けないほどの人で賑わいます。
巴川の渓谷沿いには、遊歩道が敷かれていまして、基本どこを歩いても息をのむような素晴らしい紅葉を見ることが出来ます。
「赤丸:宮町駐車場」「青丸:待月橋」「黒丸:三州足助屋敷、屋台、食事処、お土産」「グレー丸:一の谷」「黄丸:香積寺」「緑丸:飯盛山」

宮町駐車場
駐車料金:1000円(期間中の特別料金)
宮町駐車場は、エリア内では一番大きく、渓谷に近いのでお奨め。
この駐車場のもう一つの魅力は、露店の屋台です。
巴川までの沿道には、露店の屋台が沢山出ていて食べ歩きはもちろん、見ているだけでも楽しいです。


待月橋(たいげつきょう)
香嵐渓を紹介する写真で一番多く出てくるのが待月橋を入れた紅葉の画像です。
実際に香嵐渓で一番美しい場所の一つでしょう。

香嵐渓広場・三州足助屋敷
待月橋を過ぎると、香嵐渓広場にでます。
こちらにも露店の屋台が沢山出てますが、チョット落ち着いた雰囲気で楽しめます。
ベンチに座ってゆっくりと紅葉観賞をお楽しみいただけます。
三州足助屋敷は、かつての豪農屋敷を再現し、長屋門、母屋、竹屋などは茅葺の木造建築です。足助屋敷の中では、かつてこの地域で行われていた「炭焼き」「木地」「番傘づくり」「機織り」など、暮らしに必要なものは手づくりしていた10種の "手仕事" が行われています。五平餅や鮎の塩焼き、そばやうどんなどの食事処桧茶屋もございます。
五平餅とアユの塩焼きは絶品!!


香積寺(こうじゃくじ)
香積寺は曹洞宗のお寺…曹洞宗というと禅宗、禅寺です。
本尊は観世音菩薩…たくさんの人を救うべく無数の顔や手を持つ観音様です。
境内には江戸時代後期に建てられた座禅堂が現存し、本堂の脇には開山当時から寺の鎮守として豊栄稲荷が奉られている。
こちらのお寺の開祖、三栄和尚によってもみじが植えられたんです。
我々が今、キレイな紅葉を見られるのも香積寺、三栄和尚のおかげなんです。
ありがたくお参りしましょう。

上記画像は香積寺 山門です。香積寺で一番人気の撮影スポットです。香積寺の山門に落ちたもみじ…絵になります。
下記の画像は、香積寺 山門を額縁に見立てた「紅葉の香積寺境内」です。

そして紅葉に染まった香積寺本殿…こんな見事な写真が撮れたら、お宝ですね。

飯盛山
香嵐渓の中心に位置し、標高251m街道からの比高131m。
円錐形の美しい形をしておりまして、神の天下る神聖な山として古代より信仰の対象とされていました。
飯盛山への入り口は香積寺
標高254mの飯盛山への入り口は、巴川沿いにある香積寺の参道が登山口となります。一応標識も出ていますので登る際は確認しましょう。
飯盛山は登山と言うよりは山頂まで20分程度なので、ハイキング感覚で登ることができます。香積寺にお参りしたら飯盛山まで足を伸ばしましょう。
登り口は香積寺の向かって左脇奥にあります。小さな赤い鳥居があるのでここをくぐって先に進みます。

香積寺から山頂までは約20分、ゆっくり歩いても30ほどで到着します。登山道はよく整備されており、登山初心者でも安心して登ることができます。
香積寺の屋根が見えたりもしますし、麓と違って人が少ない登山道は紅葉をじっくりと楽しめるお薦めポイントです。
山頂に近付いてくると紅葉した木々がより多くなり、まさに一面が燃え上がるような風景へと変わります。登り始めの頃に比べて平坦な場所が増えるので、ゆっくり登りましょう。
山頂手前の少し急な坂を登ると、休憩所が見えてきます。飯盛山山頂に到着です。休憩所には椅子もあるので、まずはここで紅葉を眺めながら休憩しましょう。

紅葉した木々に囲まれ山頂からの眺望はあまりありませんが、木々の間からは足助の街並みを見ることもできます。涼しい風も吹きますので、ゆっくりと休憩しながら紅葉や景色を心行くまで楽しみましょう。
管理人の独り言
”カタクリの花” …ってご存知?
実は、飯盛山の北西向き斜面にカタクリの群生地が約0.5haに渡って広がっているんです。


例年開花は3月下旬頃で、4月上旬まで見られます。
カタクリの花は、花が咲くまでに7~8年かかるといわれており、香嵐渓では昔から自生していたものを保護・育成した結果、現在の大きさになりました。3月下旬の暖かい日に一気に開花し、天気の悪い日や、夜には花を閉じてしまいます。

香嵐渓の観光協会(豊田市足助観光協会)でも力を入れているイベントでこの期間中は多くの観光客で賑わいます。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
カタクリ(片栗、学名:Erythronium japonicum Decne.)は、ユリ科カタクリ属に属する多年草。別名で、カタコともよばれる。
古語では「堅香子(かたかご)」と呼ばれていた。山地の林内に群生し、1 - 2枚つく葉にはまだら模様がある。
春先に独特で見栄えする紅紫の花を咲かせたあと、地上部は枯れる。種子で繁殖するが、発芽から開花まで8 - 9年ほどかかる。かつて、球根から片栗粉がとられていた。
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