
青函連絡船・摩周丸が望めるという景観
日本で一番観光で行きたい坂道は
函館「八幡坂(はちまんざか)」
函館は坂の街、標高334mの函館山からなだらかに函館湾に向かって坂道が続きます。その中腹に位置する ”元町” が函館観光のメインとなるエリアです。
この元町には、坂を上らなければたどり着けないんです。
そこで函館は考えました…
「坂を整備したら観光名所になるんじゃね」
「石畳にしよう」
「街灯もお洒落にすれば」
「ライトアップもしちゃおうか」
…って感じで通りを整備していった結果、そのうちの一つ ”八幡坂” が観光で訪れたい坂道、日本一になっちゃったんです。
因みに日本の人気坂道ランキングです…
1位:八幡坂(函館)
2位:産寧坂(三年坂)(京都)
3位:オランダ坂(長崎)
4位:千光寺新道(尾道)
5位:月見坂(平泉)
6位:首里金城町石畳道(那覇)
7位:海光町 石畳の坂(熱海)
8位:北野坂(神戸)
9位:寺院と教会の見える坂道(長崎県平戸)
10位:化粧坂切通し(鎌倉)
函館「八幡坂」が並みいるメジャーどころを押さえて№1、1位に輝いているんです。
函館頑張りました!!

雪景色の八幡坂
映画のワンシーンに出てきそうなこちらの風景は、過去有名なCMなどの撮影にも使われた映像のプロをも魅了する景色!
夜の八幡坂の石畳は、新緑の街灯の灯りもきれいですが、葉が落ちた後の冬場は、イルミネーションで飾られます。これがまた綺麗なんです。
毎年11月末から翌年3月末まで開催される「はこだて冬フェスティバル・はこだてイルミネーション」というロングランイベントの一つが八幡坂のイルミネーションなんです。


坂の街 函館
八幡坂の他にも見るべき坂道が…
函館には、八幡坂を含め、見るべき坂道が19本もあるんです。どの坂道もそれぞれ特徴があり、独特の風情を出しています。

19の坂の内、何本か紹介しましょう…
二十間坂(にじゅっけんざか)
一間(1.81m)という長さの単位が用いられ、道幅が二十間(約36m)であることから名付けられた坂です。二十間坂周辺には、カレーが有名なことで知られる、明治12年創業の老舗フレンチレストラン「五島軒」もありますよ。

基坂(もといざか)
この坂が函館から札幌までの道の基点となり、そのことから「基坂」と呼ばれるようになりました。坂を上ったところに「旧函館区公会堂」や「函館公園」などの名所もあります。八幡坂と並ぶほど人気の絶景スポットで、函館にある大きな坂のひとつです。

大三坂(だいさんざか)
石畳の続くこの坂は日本の道百選にも選ばれている坂で、海峡通りからカトリック元町教会のところまで続いています。
ここから道は急に細くなり坂の名前が「チャチャ登り」と変わります。チャチャとはアイヌ語で老爺を意味し、老若男女が腰を屈めて上らなければならないほど急な坂からこの名がついたようです。チャチャ登りの両側には函館ハリストス教会と函館聖ヨハネ教会があります。


日和坂(ひよりざか)
ココから広い函館の海を一望でき、天気も判断できるほどだったといわれたことから「日和坂」とつけられました。見上げれば函館山の麓から頂上まで見ることができますし、坂の上からは函館の海を眺められるという、函館の自然を目で楽しめる坂となっています。

この辺が有名どころですが、他の坂もそれぞれ風情がありますよ…。
最後に元町地区をご案内しておきましょう。
これが王道 元町散策!!
3カ所の重要文化財を含む、異国情緒あふれる洋館や教会を訪ねて。
函館らしい坂の風景も楽しめます。歩きやすい靴でどうぞ。

①末広町電停
函館山のふもとにあり、函館観光の中心的エリアとなっている元町。市電5系統に乗って「末広町」で下車し、坂と歴史的建造物が形作る独特の街並みを楽しみながら、街歩きしましょう。

②ペリー提督来航記念碑
1854(安政元)年、5隻の艦船を率いて来航したアメリカ海軍提督M.C.ペリーの姿を忠実に再現した銅像。基坂沿い、元町公園下の通称ペリー広場に建っています。函館出身の彫刻家・小寺真知子さんが制作しました。

③旧イギリス領事館
美しい庭園に囲まれた旧外国公館。1913(大正2)年に建設され、1934(昭和9)年の閉館まで領事館として使われました。現在は開港記念館として一般公開され、各種展示のほか、ティールーム「ヴィクトリアンローズ」や売店も併設されています。
入場料:300円

④元町公園
元町観光の拠点となる公園。一帯は、過去に箱館奉行所や開拓使、渡島支庁などが置かれた、行政の中心地でした。園内には旧北海道庁函館支庁庁舎(元町公園パンフレットブース)、旧開拓使函館支庁書籍庫といった歴史的建造物があります。

⑤旧函館区公会堂
1907(明治40)年の大火で焼失した町会所を再建するため、豪商・相馬哲平をはじめ市民の寄付を得て、1910(明治43)年に建設されました。明治の栄華を感じさせる豪華な造りの洋風建築。国指定重要文化財。保存修理工事のため、2018年10月~2021年4月ごろまで休館。
入場料:300円

⑥八幡坂
昔、この坂の途中に函館八幡宮があったことから「八幡の坂」と呼ばれていました。CMや映画などに多数使われていて、函館の坂のなかでもっとも人気のある坂。正面に函館港と、かつて運航していた青函連絡船記念館摩周丸が望めます。

⑦函館ハリストス正教会
ロシア領事館付属聖堂が前身となる日本初のロシア正教会。1907(明治40)年の大火で焼失し、1916(大正5)年にレンガ積み漆喰塗りの、ロシア風ビザンチン様式の聖堂が再建されました。内部の拝観可能(献金が必要)。国指定重要文化財。
入場料:200円

⑧カトリック元町教会
函館ハリストス正教会のすぐ下に建つローマカトリック教会。2度の火事で焼失し、現在の建物は1924(大正13)年に再々建されたものです。格調高いゴシック様式の尖塔に雄鶏のを配した大鐘楼が特徴。
入場料:無料

⑨函館聖ヨハネ教会
いわゆる「元町教会群」のひとつである、英国聖公会の教会。「日本の道百選」に選ばれた大三坂をさらに上がったチャチャ登りと、教会が建ち並ぶ港が丘通りの角にあります。白壁に刻まれた十字架と、四方に突き出した茶色の屋根が印象的。
入場料:無料

⑩東本願寺
正式名称、真宗大谷派 函館別院。1907(明治40)年の大火で類焼し、1915(大正4)年の建て替えに際して、日本で最初の鉄筋コンクリート造りとなった寺院建築。日射しを受けて黒光りする瓦の大屋根が印象的。本堂、鐘楼、正門が国指定重要文化財。
拝観料:無料

⑪二十間坂
1879(明治12)年の大火後に防火帯として造成された坂で、道幅が二十間(約36メートル)あるので二十間坂と呼ばれました。函館山のふもとで最も広い幅の坂のひとつ。坂を下って直進すると、赤レンガ倉庫群や朝市に通じます。

⑫十字街電停
坂を下りたら、そこは電車通り。「十字街」電停はすぐ近くにあります。2つの系統の市電が合流する、函館山のふもとの交通の要所で、元町散策終了です。

参考サイト:「《函館市公式》観光情報サイトはこぶら 夜景、グルメ、街歩き、お得な旅行情報・・・」
管理人の独り言
管理人の世代になるとほぼ全員、函館に着いた瞬間に… ”はーるばる来たぜはこだて~” と口ずさんでしまいます。
北島三郎「函館の女」 作詞:星野哲郎 作曲:島津伸男
はるばるきたぜ 函館へ
さかまく波を 乗り越えて
後は追うなと 云いながら
後姿で 泣いてた君を
思い出すたび 逢いたくて
とてもがまんが できなかったよ
函館山の 頂で
七つの星も 呼んでいる
そんな気がして きてみたが
灯りさざめく 松風町は
君の噂も きえはてて
沖の潮風 こころにしみる
迎えにきたぜ 函館へ
見果てぬ夢と 知りながら
忘れられずに 飛んできた
ここは北国 しぶきもこおる
どこにいるのか この町の
一目だけでも 逢いたかったよ
やっぱ函館といったら…この唄ですね…(笑)
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