旅cafe

旅行会社の元社員が書く旅日記です…観光情報、現地の楽しみ方、穴場スポットなどを紹介します。

愛知県 竹島を歩く…日本七弁財天のひとつ八百富神社(やおとみじんじゃ)

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島全体が天然記念物&パワースポット!

愛知県蒲郡市にある「竹島」…島全体が天然記念物に指定されている。本土から約400mしか離れていないのに、本土の植物体系とは異なる独自の植物体系を持っていることが、天然記念物に指定された理由です。…周囲約680m、面積約1.9haの竹島へは橋を渡って行きます。

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島全体が神社の境内という竹島、縁結びの島としても有名。日本七大弁財天に挙げられるパワースポットとしても大人気。竹島へ続く竹島橋は縁結びの橋と言われています。

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日本七大弁財天に挙げられ、別名竹島弁天とも呼ばれている「八百富神社」。1181年創建という非常に歴史のある神社になります。祭神は市杵島姫命で開運、安産、縁結びの神様です。

それと島の周囲を15分ぐらいで一周することが出来ます。一応道は付いてるんですが砂浜あり、岩場ありと足元に注意が必要ですが、是非一周していただいて竹島の自然を体感していただきたい。

 

他にも見所…
竹島水族館、生命の海科学館、蒲郡クラシックホテル、海辺の文学記念館

竹島は、三河湾国定公園内に位置しておりまして「黒枠:無料の大駐車場」があります。駐車場を中心に「赤枠竹島水族館」「ピンク枠:生命の海科学館」「青枠蒲郡クラシックホテル」「緑枠:海辺の文学記念館」が位置しています。

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蒲郡竹島水族館

日本で4番目に小さな水族館だそうだ。だけど大人気!…何というか家庭的?…手作り感?懐かしさを誘う水族館?…うまく表現できません。

創設は1962年と古く、地味なイメージでここまで来たが、従業員の ”とにかく魚が好き” という熱意に支えられ、ビンボー水族館なんと人気スポットになったちゃったんです。毎年、入場者数を伸ばし続けて令和元年度は、過去最高の45万人の入館者数を記録しちゃいました。(45万人がどれだけ凄いか…??…だが…笑)

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シャチ、イルカ、マグロの海遊などといった大掛かりな仕掛けはないが、地元の小物にスポットを当てたユニークな水族館…”僕たちとにかく魚が好きなの” というスタッフの熱意が伝わってきます。

見た目は ”しょぼい” が大人気!…入館料500円と財布にも優しい蒲郡竹島水族館、是非覗いて見てください。

 

蒲郡市 生命の海科学館

生命誕生から人類への進化を海を中心に据え解き明かす。隕石、化石などの標本を通じて地球誕生46億年にまつわる壮大な歴史を紹介する「生命の海科学館」です。

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こちらも行っておかなきゃダメ。日本にはいろんな科学博物館がありますけど海を視点に置いた博物館は、海の街蒲郡らしい企画です。ここまできたらお勉強して帰りましょう。竹島水族館から歩いて5分もかからないでしょう。入館料も市で運営している施設だけあって安い…500円で入れます。

 

蒲郡クラシックホテル

このホテル素晴らしいホテル、泊まるには料金的にチョット敷居が高いですが、歴史、サービス、部屋、眺望、格調高く重厚な雰囲気のロビー、アンティークな調度品、落ち着けて高級感のあるホテルです。f:id:tabicafe:20200503133025p:plain

経済産業省が認定する近代化産業遺産の一つ。1912年創業の料理旅館 常磐館の別館として1934年に蒲郡ホテルとして建てられたホテルで城郭風の建築。

鉄道省に設置された国際観光局が国際観光ホテル建設計画を発表した際に、全国から名乗りをあげた40の候補地の中から、横浜、雲仙、大津とともに選ばれた。

現在もホテル本館以外にも敷地内に常磐館時代の建物が点在する。※聚美堂(現 六角堂)、梅別館(現 料亭竹島)、茶寮 鶯宿亭。

つつじの名所としても知られ、ゴールデンウィークには「つつじまつり」が開かれる。

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お土産屋さん、レストランもありますから、泊まらなくとも贅沢な雰囲気だけでも体験しに行ってください。

 

 

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海辺の文学記念館

海辺の文学記念館

ノーベル文学賞を受賞した「川端康成」をはじめ、蒲郡市出身の直木賞受賞作家 「宮城谷昌光」、芥川賞受賞作家「平野啓一郎」の作品なども展示しています。
大正・昭和初期の日本の文人達に愛された、旅館「常磐館」の趣を再現した竹島近くの文学歴史記念館です。

館内で5年後〜10年後の未来に手紙を投函することもできます。(我々の世代でも10年後ぐらいまでなら…まだ想像できますよね…笑)

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調度品の数々
常磐館で実際に使われていた照明器具や100年前から使われている置時計などが飾られ、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

癒される空間
目の前には竹島三河大島を控え、東の渥美半島と西の西浦半島がつながって見えるので、海というより湖のような景色を眺めることができます。ゆったりと読書をしたくなる、そんな場所です。

時手紙
5年後〜10年後の未来に手紙を投函することができます。時手紙を書きに、遠方から訪れるお客様が多くみえます。(有料)500円〜

海辺の文学記念館自体は、入館無料です。…気軽にお訪ね下さい。

 

管理人の独り言

竹島からクルマで15分…「山本水産 味のヤマスイ」という鮮魚、貝、干物などを販売しているお魚屋さんがあるんです。…ここが楽しい!…活気のあるお魚屋さんでいかにも新鮮で。しかも安い…その安さについつい財布のひもが緩みます。マグロ柵で買っちゃいそう…。

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蒲郡の名産、メヒカリの唐揚げ発祥の店
近年、知名度も人気も高まっているメヒカリの唐揚げ発祥の店として評判高い「味のヤマスイ」。新鮮な魚介類、加工海産物や干物も美味しいと施設内はにぎわう。その場で、干物を焼いて食べることができたり、生のマグロの解体ショーが行われていたりと誰もが楽しめる。

竹島に来た際は、こちらに寄ってお魚を買って帰りましょう。