北海道
小樽を訪れたら絶対に外せない観光名所ご紹介!
皆さん、北海道に来れば当然、札幌は外せない観光地です。見すべきものも、食べるところも、ホテルも沢山ある。交通機関も整備されていて観光するには一番だと管理人も思います。
しかし、札幌まで来たら、是非寄っていただきたいのが ”小樽” なんです。
「小樽?…昔、だれか小樽の歌を歌ってたな…」
…それは鶴岡雅義と東京ロマンチカ ”小樽のひとよ” です。
管理人も、この記事を書くに際して、久々にYou tubeで探して ”小樽のひとよ” 聞いちゃいました。これがまた非常にいい歌…泣けました!(それは大げさ…笑)
話しを元に戻しましょう。
札幌から小樽までJRで40分で着いちゃいます。(JR札幌駅⇒JR小樽駅 片道750円)
札幌から小樽まで近いんです。
という事で…札幌に来たら、必ず小樽に行きましょう…管理人は小樽が大好き!
運河
小樽の歴史
レトロ感
街の散策、行くたびに発見がある
…今回は、歩き旅を想定して、そんな小樽を語ります。(つまり、酒が飲める…笑)
小樽の歴史
小樽は明治時代から北海道の「海の玄関口」としてヒトやモノが集まるようになりました。明治から昭和初期にかけて金融機関や船舶会社、商社などが進出し、北海道経済の中心都市として発展しました。(当時は札幌なんて足元にも及ばなかったんですよ)
戦後は様々な理由(ニシン漁の不漁や樺太の喪失、石炭需要の減少など)から衰退の一途をたどりますが、現在は小樽の歴史的建造物や運河などを観光資源として、年間700万人の観光客が訪れています。
小樽運河
小樽と言えば ”小樽運河” です。
古き良き、ノスタルジックな運河沿いの建物が立ち並ぶ美しい景色です。明治・大正の小樽の繁栄を支えたのは、港と運河の存在でした。
運河沿いの散策路には63基のガス灯が設置され、夕暮れ時には運河や石造りの倉庫がライトアップ、日中とはまた違った雰囲気を味わうことができます。
小樽運河は、JR小樽駅から緩い坂道を下って徒歩10分、運河にぶつかって右手(赤枠)が運が観光の中心エリアで運河沿いの歩道や倉庫を利用したレストラン、ショップ名地が建ち並んでいます。
青枠部分は、昔ながらの広い運河が残る北運河エリアで時間がある方、ゆっくり散策したい方は向かってください。
小樽運河クルーズもお奨め!
運河と港を巡る40分間。…また船長の案内が楽しい…。
運河クルーズ は歴史とロマンの街「小樽」の魅力を再発見できる。
この40分間で小樽の歴史から名所まで小樽観光の大枠を理解することが出来ます。
乗船料
デイクルーズ :1500円
ナイトクルーズ:1800円
小樽ビール醸造所見学 小樽倉庫No.1店
運河沿いの倉庫群の中で一つ紹介しておきましょう。
「小樽ビール 小樽倉庫No.1店」
店内中央の仕込み釜は飾りではありません。現役で稼動し仕込みをしています。
小樽ビール醸造所の中に、ビアパブ「小樽倉庫No.1」があるのです。
皆様をビールができるまでの不思議の旅にご案内いたします。ビールの不思議に触れた後のビールは格段に美味しく感じることでしょう。
所要時間:約20分
料金:無料
全てお見せします
仕込釜の中を覗きます…「飾りじゃないんだ!」
発酵タンクの中を覗き酵母が醸す音と香りを…「幸せ」
ラガールームへ入室し麦汁を試飲します「甘〜い!」
醸造所見学の後は、是非、ソーセージにかぶりつきながらドイツビールを飲んでください…(笑)
小樽市総合博物館運河館
小樽を観光する前に小樽を知ることが重要だと思うんです。
小樽市総合博物館運河館は小樽市の歴史と自然環境について、当館所蔵の資料約2万点の展示でご紹介しています。
建物は明治26年に建てられた「旧小樽倉庫」を利用しています。歴史的な価値の高い建築物の雰囲気をお楽しみいただきながら、商都として栄えた小樽の歴史に思いを巡らせていただけます。
・アイヌ文化の長い歴史
・江戸時代後半に始まるニシン漁業
・明治から大正にかけては、北海道の玄関として、また北海道一の経済都市
・小樽運河はその繁栄を象徴
北前船に関する資料、ニシン漁業に関する資料、小樽のまちの変遷を記録した古写真と古地図。また展示室後半には、小樽がもっとも華やかであった大正時代の街並みを復元しています。古い電話やオルガンに触れられるコーナーもあります。
入館料:300円
駐車場:有り(無料)
小樽市観光物産プラザ(運河プラザ)
運河プラザは無料施設ですんで小樽観光初めての方は、こちらで情報収集をしてから、街の散策に行きましょう。
歴史的建造物に指定された旧小樽倉庫を利用した施設です。観光案内所になっており、小樽の穴場情報や後志管内のほとんどの観光パンフレットはここで揃えることができます。また、お土産の販売や喫茶コーナーもあります。
小樽出抜小路
小樽出抜小路…こちらがまた楽しいんです。20店舗の飲食店が狭い通路に軒を並べて…雰囲気的には横浜のラーメン博物館かな?(かなり違うだろう…笑)
小樽出抜小路の魅力は観光客向けの店とは異なり、気取らずに地元の味覚が味わえること。リーズナブルな屋台料理をはじめ、気さくな店主と会話や地元民との触れ合いもここならではの楽しみ方です。
出抜小路のシンボルタワーは、その昔小樽入船町にあった望楼「火の見やぐら」を模したものです。無料で入れますから是非、上って当時のひとの目線を体験してください。
一瞬、ジブリ映画の「千と千尋の神隠し」を思い浮かべてしまったのは管理人だけでしょうか?…(笑)
日本銀行 旧小樽支店
世界の金融地区ニューヨークのウォール街をなぞり「北のウォール街」と呼ばれていた小樽。日本銀行旧小樽支店のある日銀通りが小樽市指定の歴史的建造物に指定されている北のウォール街。
大正時代末期には、銀行が札幌に10箇所、函館に16箇所あり、小樽は道内最大で20箇所ほどあった。日銀小樽支店、三井銀行、安田銀行、第一銀行、拓銀、道銀をはじめとする銀行建築。三井物産、カネタツ鈴木、三菱商事などの商社。日本郵船、大阪汽船、山下汽船の運輸関連などが軒を連ね、北海道一の経済繁栄を誇っていた。これらの銀行が集中していたのが「色内大通り(北のウォール街)」「日銀通り」など。
その中で無料で見学のできるのが日本銀行 旧小樽支店です。
現在は、金融資料館として公開されています。
ここは外せない…是非、訪問していただきたい!!
館内は撮影OKです。沢山の資料が展示されていますが、お金について勉強できるコーナーが興味深い…
・紙幣の偽造対策
・金庫(重厚な凄い扉…中にも入れるよ)
・1億円が持てる
・1000億円分のお札(フォークリフトで持ち上げるみたい…パレットに乗ってる)
・10億円分のシュレッダーされたお札(繋ぎあわせたい…笑)
…かなり楽しい!!
かま栄 工場直売店
今回は、歩き、散策での紹介記事ですが駐車場に着いても触れておきましょう。ハッキリ言って小樽の駐車場は高いです。その中にあって小樽のメイン観光の ”堺町通り商店街” まで徒歩1分の位置にあるのが ”かま栄工場直売店” なんです。
駐車場30分200円(かま栄利用者以外でも使ってOK)で…買物すると1時間無料…ここに駐車して堺町通りに散策に行きましょう。
かま栄は小樽を代表する蒲鉾屋さん…実は、この ”かま栄” が楽しいんです。
工場見学ができます。
かま栄の商品がどうやって作られるか…(管理人は興味ありますね…)
かま栄で工場見学したあとは、テレビ雑誌でおなじみの「パンロール(1本216円)」お飲み物は無料です。
堺町本通り
レトロな雰囲気、歴史的建造物が並ぶ堺町通り商店街、ここが小樽観光のメイン。倉庫や古民家を利用した店には、小樽雑貨やチョイ食べグルメが充実しています。
何件か紹介しておきましょう…。
堺町本通り
北一硝子 三号館
ガラスの街とも言われる小樽、明治後期に九州・薩摩キリコの文化が入りました。北一硝子にはガラス職人制作のオリジナル商品が3万点が並んでいます。
そしてカップルできた方は是非、幻想的な「北一ホール」へ進んでいただきたい。(男二人だとチョット厳しいかも…笑)
小樽にはたくさんのロマンチックなスポットがありますが、中でも「北一ホール」はたくさんのランプの灯りに癒されるとっておきの空間です。
石造りの建物の中には、かつて使われていた線路があり、レトロ感がたまりません。もともとはニシン倉庫だったそうで、当時の面影が残されています。
そして店内は、167個の石油ランプの灯りだけで営業する喫茶ホール。
毎朝職員が一つずつランプを灯しています。時間によってはホールの奥でピアノの生演奏も行われ、雰囲気は最高です。メニューは海鮮丼などのお食事をはじめ、スイーツやドリンクもあります。(もちろん小樽ビールもね…笑)
堺町本通り
小樽洋菓子舗 ルタオ本店
ルタオの意味…もうお気づきですね。(おたるを逆に読むとルタオなんですね)
小樽発祥の人気スイーツブランドとされています。
管理人のお奨めはシュークリーム。(自分がシュークリームを好きなだけだろう…笑)
ルタオのありがたいのが…至る所で試食させてくれます。(かなり嬉しい)
有名なのがYahoo検索大賞受賞の「ドゥーブルフロマージュ(チーズケーキです…2種類のチーズって意味です)」…かなり旨い!!
小樽オルゴール堂 本館
小樽オルゴール堂は、堺町本通りにもありますが、本館はJR南小樽駅近くで堺町本通りの終点のチョット先です。
小樽オルゴール堂とは、日本最大級のオルゴール専門店です。本館だけで約3,400種類、商品約25,000点以上のオルゴールを揃えています。(無料で入れるオルゴール博物館と考えていいと思いますね)
建物は、1912年に米殻商が本社屋として建造したものです。1989年に小樽オルゴール堂がオープンし、いまや各国から観光客が集まる国際的な名所となりました。1989年3月29日に小樽市指定歴史的建造物に登録され、装飾が施された天井や手すりの装飾、2階の回廊などは作られた当時のまま残されています。
小樽三角市場
やっぱり小樽に来たら海産物、海の幸を見たい、食べたい、買いたいですよね。小樽市内には9つの市場がありまして、歩ける範囲で考えれば、JR小樽駅近くにある小樽三角市場がお奨めです。
看板には「ズバリ安い!!」と書かれています。(本当かな…笑)
横幅2メートル程度の細い坂になっている細長い通路を挟んで両側にお店がならぶ、「うなぎの寝床」的なつくりの、全長約200メートル程度の市場です。小樽市内の他の市場とは異なり、毎日営業しているので安心です。
なると本店
最後に紹介するのは、なると本店です。
北海道には沢山美味しいものがありますが「ザンギ」何ていうものも、そのひとつだと思います。北海道には、美味しいザンギ屋さんが沢山ありますが、小樽にも美味しいザンギが食べられるお店があります。…それが「なると本店」。
ザンギと唐揚げって何が違うの?
見た目はザンギも唐揚げも、竜田揚げもあまり大きな差はないような……?
ザンギとは…
・「鶏肉にしっかり下味をつけ、味付きの粉をつけて揚げる」
・「タレなしでもしっかり味がついている」
…との事。
結論…ザンギとは…
”しょうゆベースのタレやスパイスなどで濃い味付けをした唐揚げ”
…と言えそうです。
で話は、なると本店ですけど…”クリスマスに小樽市民は「なるとの鳥の半身揚げ」を食べる”と言われているぐらい有名店なんです。(管理人のお家はケンタッキーですがね…笑)
という事で小樽観光、一日の最後は、なると本店でザンギを食して札幌に帰りましょう!!
管理人の独り言
いやー…小樽って本当に楽しい街なもんでとんだ大作の記事になってしまいました。(これでも絞ったんですよ…笑)
今回は、JR小樽駅から徒歩で行ける小樽観光でしたが、後日、クルマで移動する小樽観光の記事を上げる予定ですので…お楽しみに!
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