旅cafe

旅行会社の元社員が書く旅日記です…観光情報、現地の楽しみ方、穴場スポットなどを紹介します。

長瀞ライン下り

f:id:tabicafe:20200418083551j:plain

埼玉県秩父長瀞
天下の名勝 長瀞の渓谷美を昔ながらの和舟で満喫!

長瀞ライン下り” …結構バカにしている方、いるんじゃないですか?(実は、管理人もその一人でした…笑)
これが…楽しいんですよ…一度は乗るべき!!

長瀞のライン下りはスピード感があります…岩ギリギリを通過する舟…船頭さんの巧みな竿さばき…瀬や淵と表情を変える景色を眺めながら、荒川を豪快にすべるライン下り…これはお奨めです。

f:id:tabicafe:20200418074947j:plain

蛇行する緩急の流れの楽しさもありますけど…何と言っても長瀞の自然が創りあげた芸術品ともいえる景観はまさに息をのむ美しさです。

それと船頭さんのガイドが楽しい…サービス精神満点…盛り上げてくれますよ。

それではマップの説明です…
赤枠:船着場…出発点、岩畳、終点」、「青枠長瀞岩畳」、「青⇒:岩畳商店街」、「緑枠長瀞駅

 

f:id:tabicafe:20200418075340j:plain

荒川はマップの左から右に流れています。
長瀞ラインくだりは、少しスリリングな箇所が多いAコース、…それと比較的緩やかな流れのBコースの2通りあります。…Aコースは左のライン下り乗船場~真ん中の岩田畳船着場、…Bコースは岩畳船着場~右手、高砂船着場です。

Aコース、Bコースともに出発点、終点ともにマイクロバスで送迎がありまして…真ん中の岩畳船着場に戻ってこれます。

 

長瀞岩畳

ここの楽しみはライン下りだけじゃありません…長瀞岩畳、荒川沿いの岩のことです。形が独特、1924年には国指定の名勝・天然記念物に指定されました。
岩畳は荒川に沿って幅約50m、長さ約600m続いています。地質学的にとても珍しく、すぐ近くにある埼玉県立自然の博物館には「日本地質学発祥の地」の石碑もあります。

また、長瀞一帯は特殊な地形を間近に観察できることから「地球の窓」とも呼ばれます。

岩畳には ポットホール という穴が開いています。甌穴(おうけつ)ポットホールです。…川底の岩の割れ目とかに入った小石が割れ目の中でコロコロ転がり、やがて割れ目を大きく深くし大きな穴にしていきます。…それが「甌穴」ポットホールです。

f:id:tabicafe:20200418081208p:plain
f:id:tabicafe:20200418081228j:plain
f:id:tabicafe:20200418081258j:plain

長瀞岩畳のポットホールは、6.7㎝~10㎝ぐらいのものが多いですね。でも大きなものは人が入ってしまうぐらい大きなものまで~(右端の写真は、岩畳よりチョット離れた北にあるポットホール、直径は約1.8m、深さ4.7mで日本一大きい「甌穴」ポットホールです。)

 

もう一つの楽しみ…
レトロな雰囲気の岩畳通り商店街

こちらには、昭和を思わせるブリキのおもちゃ、射的場、観光地ならではのベタなお土産、おもちゃの刀、木刀などですね…それと、漬物、おせんべいも、美味しそうです…

f:id:tabicafe:20200418082145j:plain

あとは、イワナ、アユの塩焼き、豚の味噌漬け(秩父長瀞名物)、…それと、お奨めが、長瀞とガレです…ガレッドック190円、簡単に説明すると、みそ豚の腸詰を使ったホットドック…って感じです。…岩畳通り商店街、是非楽しんで下さい。
※お手洗いは、長瀞駅前の公衆トイレが大きくて綺麗ですよ…。

 

管理人からの一言!
ライン下りの舟には、水しぶきが掛かる事を防止する透明のビニールシートが設置されています。…で…一番前に乗るのが特等席!

ここで注意点…運良く一番前に座る事が出来たら、船がスタートした直後、凄い落差で水しぶき「ここはしっかりビニールシート」なんですけど盲点は足元…靴下までぐちょぐちょ(管理人は、もろにやられて岩畳で靴と靴下を乾かすはめになりました…笑)

という事で一番前に座れたらしっかりビニールシートで足元を固めましょう!!

 

 

 

当ブログお奨め記事

www.tabi.cafe