
能登半島
千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ
能登半島は、日本列島のほぼ中央に位置しており、能登は里山里海の半島と呼ばれ、自然と人が調和した美しい風景が広い範囲に数多く点在しています。
そして日本海側で最も突出面積が大きい半島が能登半島です。… ”突出面積日本一の半島” と書けないのは、管理人の住む房総半島が日本一だからなんです。(チョット誇らしい…笑)
でも、能登半島、鉄道が発達していないため、観光するにはマイカーやレンタカーが便利です。
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まずは能登半島の西海岸、中段からスタート。…奇勝、断崖が連続する景勝地「能登金剛」。…460.9m「世界一長いベンチ」。…日本初の世界農業遺産「白米千枚田」の絶景。…輪島で一泊し定番「朝市通り」の朝市。…曽々木海岸には「せっぷんトンネル」。…日本で唯一の揚げ浜式の塩づくり体験「奥能登塩田村」。…奥能登のハイライトは、能登の軍艦島と呼ばれる「見附島」。…「えんむすびーち」。…「ツインブリッジのと」から能登島に入り、能登島の北部にあるの「とじま水族館」…。



キリがないから、この辺で終わりにしておきますが、能登は楽しいですよ。
本日は、そんな見所満載の能登半島でクルマじゃなきゃ楽しめない ”千里浜なぎさドライブウェイ” を紹介します。
千里浜なぎさドライブウェイ
能登半島の付け根当たりの西海岸に日本海の波打ち際の渚、海岸をクルマで走れる道があるんです。全長8キロにわたって波打ち際をドライブすることが出来ます。

このような道は、アメリカ、ニュージーランド、そして千里浜なぎさドライブウェイと世界中で3か所しかありません。
それでは早速、案内に入りましょう…
石川県羽咋(はくい)市にある「千里浜なぎさドライブウェイ」へは、金沢からだと車で40分北の方角へ進んだところにあり「のと里山海道」を使うのが便利。
この「のと里山海道」がまた素晴らしい!…景色が見もの。海沿いの高台(内灘町の丘陵)を走るので、その車窓からは、遥か水平線の切れ目まで見渡せます。1987(昭和62)年には当時の建設省によって「日本の道100選」にも選定されています。
それと、ありがたいことに2013年まで通行料が必要でしたが、現在は無料で通行できます。


「のと里山海道・今浜」ICを降りて道路の表示通りに進むと、いよいよ砂浜が見えてきます。

千里浜の砂は、粒が細かくて弾力があるうえに適当な湿り気を含んでおりまして、硬からず、柔らからずの絶好の自動車道路となっております。
ここは道路じゃありませんし、車線が引いてあるわけではありません。どこを走ってもいいんです。しかしパトカーも時々ドライブしてます。無茶な走りをしたりですとか…特に無免許運転の方は注意しなければいけません。(注意どころかダメです…笑)


千里浜ICから降りてすぐ、海岸そばに建つ「千里浜レストハウス」は、専用の自転車をレンタルしています。自転車のタイヤ幅は車より細いので、砂にタイヤを取られてぐらついたり、埋まったりするのでは?…と思うものの、意外にもスイーッと普通に走れます。この驚きと気持ち良さは、一度は体感してみてほしいです!
レンタル自転車:200円(1時間)、300円(3時間)
鳥がいますね…カモメです。…ほどほどに肥えておりまして、焼き鳥にするとさぞかし、お肉が取れるんだろうなと、恐ろしい事を考えてしまいました。


浜茶屋が4軒ありまして焼き貝が食べられますよ。
以前は、クルマが走っている辺りに店が立っていたんですが、今は土手の上に移動しました。…砂浜が狭くなっているんです。
砂山が切り立ってる。以前はまるくなっていたんですが。波で浸食されたんです。ここまで波が来てるんです。砂の流出という深刻な問題を抱えているようです。



バイクも走れますし、観光バスだって走っちゃうんです。…凄いでしょ!!
いつ頃から、クルマが走るようになったかといいますと、昭和30年代、こちらの浜では、地引網が盛んにおこなわれていました。バスの運転手がバスを走らせながら、いつも浜で地引網をしている作業を見ていたんです。
そこで運転手は思いました…
運転手:「トラックに魚積んでるな…うん?…トラックが浜を走れるの?」
運転手:「トラックが走れるなら、バスも走れる」
…という事で走っちゃったら、走れたんです。
一人のお茶目なバス会社の運転手が「千里浜なぎさドライブウェイ」の道を切り開いたんです。(きっと会社に帰ってから、たっぷり怒られたと思いますよ…笑)


注意点として山側の砂が乾いている所に入ってはいけません。タイヤが埋まって出れなくなってしまいます。
車止めるなら波打ち際がいいでしょう。…でも、彼女の肩を抱きながら、夕陽を眺めてロマンチックな時間を過ごしていると…波が足元まで来てるんです。こうなったら目も当てられない…水没です。(常に注意が必要…笑)


千里浜なぎさドライブウェイには、川が8本流れています。小さな流れですから、以前はクルマで突っ切ったり、雨の後、川幅が広くなると波打ち際の河口を走ったりしていたんですが、何度か事故が起こりまして、現在では土管を埋設して流れを海に直接流しているんです。
その看板が「川あり、段差注意」で…何を注意しなきゃいけないかと言うと…波打ち際に土管がむき出しになっているんです。


この海岸、足でぐりぐりすると「あさり」「はまぐり」が出てきます。…遠浅なんです。100m入っても腰の高さ。海水浴にもってこい!…今浜海水浴場、寝浜海水浴場、千里浜海水浴場、と3か所もあるんです。…という事で海水浴シーズンは避けた方が良いと思いますね。


それと海岸には、結構なゴミが流れ着きます。ハングル文字、漢字など大陸系のゴミだったり、台風の後は流木で浜が埋まったり、船からコンテナが落ちて散乱したテレビが大量に流れついたり…もう大変!…年間処理費用8000万円。
何度も「千里浜なぎさドライブウェイ」の有料化、という話が出て来るようですが、この海岸は ”国定公園” なんです。国定公園は国のもの…だから自治体では手も足も出ず有料化できないんです。
何を言いたいかといいますと…観光に来た人は、ゴミは出さない、持ち帰る事!!
(持ちネタ:「添乗員さんゴミがいっぱいあるからチリ浜っていうんですか」…笑)

千里浜なぎさドライブウェイは、「今浜IC~千里浜IC」間の8キロです。この間にも出入口が何か所かありますが、両端のもう一方、千里浜IC付近出入口には、千里浜レストハウス(ドライブイン)があります。
ここには、砂象が何体か造られています。砂象(さぞう)とは、砂を水で固めて彫り出した象、札幌雪祭りは雪像、千里浜なぎさドライブウェイは、砂象です。
ドライブインの中に入りましたら、外にあるものはいずれ取り壊してしまいますけど、建物の中、玄関を入って左側に1年中見ていただけるように作られた砂像になぜか、お金が、沢山置いてありまして…そんなありがたいものではないんですけど…日本人は小銭をあげたくなるんですね。


管理人の独り言
石川県といったら、金沢市内のひがし茶屋街、兼六園、金沢城、金沢21世紀美術館、近江町市場など北陸新幹線開通を契機に金沢ブームが起きています。
でも ”石川県の半分が能登半島なんです” …。
確かに鉄道は無い!…不便極まりない!!…でも…だからこそ能登半島なんです。
新幹線で金沢まで来たら…レンタカーを借りて能登半島を旅しましょう…素晴らしいところです。
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