サントリー山崎
今やサントリーウィスキーの代名詞となった感のある ”山崎” …高級酒の代名詞にも上げられるブランド ”山崎” です。
山崎はシングルモルト
シングルモルトとは、同一蒸留所のモルト原酒100%のウィスキーをいいます。(※モルトは大麦から作られる)
世界のウィスキーの95%はブレンデットウィスキーといわれる ”グレーンウィスキー原酒” (小麦、トウモロコシなどの穀物が原料)を混ぜたものです。
シングルモルトは全体の5%ほど…
何故かというと…
1.価格が高くなってしまう(モルト原酒が高い)
2.味のバリエーションが制限される(モルトだけでブレンドしなけれなならない)
…とうい理由です。
ですからモルトウィスキーがブレンデットウィスキーより優れているという事では決してないんですが、価格はどうしても高くなってします。
…と、面白くも無い、基礎的知識を述べました。
サントリー・山崎55年
ついに出た!…って感じです。
もう、決定版です。
これ以上はありません。
何故かというと…
ウィスキーというのは樽で熟成されるんですが、年に2~3%ほど蒸発するんです。(エンジェルシェア)
つまり、55年が限界…もう樽の底に溜まっている原酒をブレンドして作ったウィスキーなんです。
サントリー山崎55年
ネット限定販売 100本!
価格330万円(1ショット30mlに換算すると14万円)
無理、買えない…。
でも大丈夫…心配する必要はありません。
即日完売でもう残っていません。(抽選で何十倍だそうです…)
じつは、サントリー山崎50年が数年前に100万円で発売されています。(確か300本限定で売出されて即日完売だったという記憶があります)
ここまで来ると飲むというより、投資です。
実際にサザビーズのオークションで、サントリーの山崎50年がなんと3,250万円で落札されています。
まあ…330万円が数年後に何十倍にもなれば、即日完売もわかります。
サントリー 響
現在の国内最高のブレンデットウィスキーが ”響” です。
響は、サントリー創業90周年を記念して作られたウィスキー。
響は、ブラームス交響曲第一番 第4楽章をイメージして作られたと言われています。
シングルモルトみたいに縛りが無い。山崎、白州、知多の3工場の原酒30種類を掛け合わせ、ブレンダーが思うような味が出せた最高のウィスキーに仕上がっています。
因みに響シリーズ最高峰の ”響30年” は市場価格50万円…。
実際、響30年、普通の人には買えません。
市場に出回っていません。
でも、この50万円の響、1本買うのはむりですけど、皆さんでも飲める方法があるんです。(しかも2900円で…)
山崎ウィスキー館
サントリー山崎蒸留所の敷地内にある ”山崎ウィスキー館” で響30年を飲む事ができます。
山崎ウィスキー館のテイスティングカウンターでサントリーで作っているウィスキーとサントリーが海外で買収した醸造所のウィスキーを全て飲むことが出来ます。
山崎ウィスキー館は、予約が必要ですが入場は無料。サントリーの創業からの歴史、ウィスキーの製造方法などを学ぶことが出来る、とっても素晴らしい施設なんです。
でも、今回のお話しは、テイスティングカウンター…。
ルールは、全てストレート(15ml)でのご提供。
15mlっていうとバーで飲むストレート1ショットが30mlですから、半分の量だと思ってください。
テイスティングカウンター価格表
山崎25年 2900円
山崎18年 600円
山崎12年 200円
白州25年 2900円
白州18年 600円
白州12年 200円
響 30年 2900円
響 21年 600円
響 12年 200円
ローヤル 100円
リザーブ 100円
オールド 100円
角瓶 100円
トリス 100円
知多 100円
山崎・白州・響の工場限定版 100円~500円
因みに…
山崎25年 市場価格80万円
山崎18年 市場価格8万円
山崎12年 市場価格4万円
白州25年 市場価格50万円
白州18年 市場価格6万円
白州12年 市場価格4万円
響30年 市場価格50万円
響21年 市場価格5万円
響17年 市場価格4万円
でもテイスティングカウンターでは、市場価格ではなく、定価の価格で提供していますので…かなりお得!
山崎ウィスキー館 お土産コーナー
ここがまた凄いんです。
現在では既に山崎ノンエイジ(年数表示のない品)も手に入らなくなっていますが、ここ山崎ウィスキー館では、定価で手に入れる事ができる…
…かもしれない。
毎日、5.6本店頭に並ぶらしいです。
それと、ごくたまに山崎12年が出る事もあるんです…ここは山崎12年を見たら即買いです。(定価の8500円で出ているはず…購入した段階ですでに現在、市場価格40000万円ですから数万の利益です…笑)
管理人の独り言
実はですね、管理人は山崎12年持ってるんです。
2本あったんですけど1本は開けてしまってあと6センチぐらい残っていますかね。(大事に飲んでますよ…笑)
実は、この山崎12年、旧ラベルなんです。
管理人が持っている山崎12年は…
ピュアモルト
現在販売されている山崎12年は…
シングルモルト
…なんです。
山崎12年は、1984年に発売されていまして2004年まではピュアモルトだったんですが、以降はシングルモルトになったんです。
旧ラベルは、750ml
に対して
現行ラベルは、700ml
…なんです。
つまり、同じ山崎12年でも、かなりの違いがあるものなんです。
とりあえず旧ラベルを1本開けたんで…新ラベルの現行品と飲み比べがしたい!
新ラベル手に入れたいな…
で…この山崎12年旧ラベル…どのくらい価値があるんだろう…(笑)
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