
秋の音涼やか 鈴虫列車出発
津軽鉄道が運行開始
9月になったのに毎日毎日、暑くて…暑くて、暑くて…蝉がうるさい!
蒸し蒸し蒸し蒸し暑くて暑くて…耐えられません!!
管理人は暑いのが苦手なものでこの残暑には辟易としています。(いい加減にしろ!!)
…という事で今回は、涼し気なお話を見つけてきました。
2020年は、9/1日スタートで津軽鉄道が ”鈴虫列車” の運行を始めました。津軽鉄道の駅員さんが心を込めて飼育した鈴虫のかごを車内の棚に置き、秋の可憐な美しい虫声が聞けるというのが鈴虫列車なんです。(チョットは涼しくなりそう…笑)
9/1日~10月中旬ごろまで期間中の全ての列車が ”鈴虫列車” になるんです。
凄いでしょ…津軽鉄道で走らせる全ての列車に鈴虫が乗ってるんです。

7/1日~8/31日までは、”風鈴列車” が走っていました。津軽金山焼の風鈴を客車内に吊るし、俳句の短冊を下げた涼味豊かな風鈴列車。…そして9/1日からは、”鈴虫列車” になりました。


でも鈴虫は夜行性、気温の高い昼間など、なかなか鳴いてくれないこともあります。が、是非そ〜っと観察してみてください。

津軽鉄道
津軽鉄道がまた風情があって渋い鉄道なんです。
津軽鉄道が走るのは、津軽半島の付け根当たりのJR五能線「五所川原駅」から津軽半島の中間あたりの「津軽中里駅」までの12駅を結んだ鉄道です。

津軽半島の中間あたりまでは行くんですけど龍飛岬までは行かないんです。そんな歯がゆいほど中途半端な所も鉄道マニアの心を揺さぶるんですね。管理人は鉄道ファンであって鉄道マニアではありません…。(その違いはなんだ!…笑)

無人駅:十川駅・五農校前駅・津軽飯詰駅・毘沙駅・嘉瀬駅・芦野公園駅・川倉駅・大沢内駅・深郷田駅
ほぼ無人駅…日本じゃなきゃ営業が成立しません。日本人で良かった!…(笑)
鈴虫列車は、鈴虫が一緒に乗っているだけで乗車料金は変わりません。

走れメロス号
津軽21形気動車(21-101 - 21-105)
1996年11月に津軽鉄道全通66周年の際、新潟鐵工所で21-101・102の2両が新造された。新潟鐵工所NDCシリーズの18 m級気動車。エンジンはDMF13HZ(330 PS/2000 rpm)を1基搭載している。沿線出身の作家である太宰治の作品から「走れメロス」の愛称がつけられている。2000年2月に103 - 105の3両を増備し、5両が在籍している。

管理人の独り言
鈴虫列車誕生に物語がありました!
津軽半島観光アテンダントの ”たがめさん” が語ってくれています。
「鈴虫列車が始まったワケについてお話します。
津軽鉄道は昭和5年に開業した、今年で83年になる鉄道会社です。
多いときは年間約240万人の利用者でしたが、現在は年間約30万人になってしまいました。
利用者が少なくなったの原因は自動車の普及です。
それまで津軽鉄道を使ってくれていた方もどんどん自動車に乗るようになってきたのです。
「お客様にもっと列車に乗ってもらいたい」
…と白羽の矢が当たったのがスズムシでした。
昭和59年(1984年)当時
津軽中里駅に「寺田さん」という駅員さんが居ました。
寺田さんは家でスズムシを飼育していました。
スズムシはどんどんどんどん増えていきました。
家でスズムシが増えすぎて大変な寺田さんは、当時の職場である津軽中里駅でも飼い始めました。
津軽中里駅でスズムシを飼っている様子を見た先代の社長が一言言いました。
「鈴虫を、汽車に乗せてみたらどうだろう?」
この一言がきっかけで昭和61年(1986年)の9月より津軽鉄道の鈴虫列車はスタートしたのでした。
その後マスコミ等に取り上げられ広く知られるようになるとスズムシの愛好家の方がスズムシを分けてくれることもありました。
ちなみに皆様ご存知だと思いますが旧型客車をはじめ走れメロス号の車内には専用のスズムシの虫かご用の棚が設置されています。
また、スズムシの繁殖能力は高く、その後もどんどんどんどん増え続け・・・
当時は津軽中里駅以外にも、津軽五所川原、津軽飯詰、嘉瀬、金木でも飼われてたんだそうです。
それから寺田さんに聞いたスズムシの飼育の難しいところは…
●スズムシは乾燥が嫌いだから湿り気が大事
●スズムシが「寒い場所」より「凍ってしまう場所」はダメ
●列車の中の虫かごのスズムシに気を配って、鳴き声が聞こえなくなってきたら頃合を見てオスを追加する
…という以上の3点が特に大変ということでした。
その寺田さん始め先人たちの想いが詰まった鈴虫列車は、現在も元気に走り続けています。」

引用サイト:「津軽半島観光アテンダントのブログ」
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