旅cafe

旅行会社の元社員が書く旅日記です…観光情報、現地の楽しみ方、穴場スポットなどを紹介します。

フェリーの旅

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レトロ感あふれるフェリーの旅

なにより運転しない事がありがたい。管理人は不動産会社を経営していたことがありました。当時は47都道府県を1年に1回まわって協力会社に訪問していました。

春から1ヵ月は東日本
秋から2か月は西日本
…といった具合です。

クルマでの移動になるのですがここで ”カーフェリー” が活躍するんです。フェリーの魅力を語ります。

 

コスト…
自走とフェリーってどっちがお得

高速代+ガソリン代で比べるとあまり変わりがありません。途中立寄り先がない場合は断然フェリーをお奨めいたします。

さんふらわあのような高級路線、沖縄の特殊性などは別と考えて…車両の償却費とトラブルのリスクまで勘案すると断然フェリーの方がお得!
※コストで考えると沖縄に関してはクルマの持ち込みで行くところではありません。

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カーフェリーの進化

カーフェリーといったら、2等客室は大部屋の雑魚寝ってイメージがあります。でも最近は進化していまして、カプセルホテル並みの個室になっていたり、カーテンで仕切ることが出来てプライバシーに対する配慮がされるような船も増えてきました。(1000円~2000円余分に払えば個室になります)

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スマホ時代を迎えてバッテリーチャージの電源も個別に用意されている船も多くなっています。

それとレストランが無くなってます。ハッキリ言って無用でした。やたら広いスペースを取る割に客が入っていなかった。現代のニーズに合っていませんでした。その代わり自販機の充実ぶり、進化には目を見張るものがあります。

蕎麦、うどん、ラーメンは当たり前…スパゲッティ、牛丼、定食的なものまであったような気が…。このほうがずっと良い。フェリーは夜の移動が多いですから。レストランは夜閉まっちゃいますからね。

それとお風呂が楽しい。24時間使えて海を見ながらゆったり過ごす。

展望デッキに出れば大海原、島、沿岸、船も行き交う、到着するまでどこにも行けないので諦めがつく、ゆったりと時を過ごすしかない。

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昭和の雰囲気…レトロ感

船の設備は進化したと言っても、至る所、随所に昭和の雰囲気、レトロ感を味わうことが出来る。フェリーに乗ると人も変わるようだ。他人とかわす何気ない会話も楽しい。

船に乗る前の待合室からして昭和だ。フェリー乗り場自体、フェリーという運輸手段自体がレトロ感を出している。

フェリーに乗ること自体も、魅力的な観光といえるんじゃないかと管理人は考えます。

 

最後に一言…

フェリーに限りません。初めて船に乗る人は必ず酔います。船旅を楽しむために必ず乗船1時間前に酔い止めの薬を飲む事。

管理人のお奨めは、「エスエス製薬の ”アネロン” 」これは効きます。 

管理人はよく船に乗って釣りに行きます。波が高く荒れていると慣れた人間でも酔います。でもこの薬を飲めば酔う事はありません。釣り船屋さんお奨めの酔い止め薬です。

バスツアーなどで乗り物に心配の方にもよく効きます。

 

長距離、中距離フェリー路線

商船三井フェリー商船三井フェリー
航路:大洗~苫小牧
運行夕方便:大洗19:45発 ⇒苫小牧翌13:30着 苫小牧発18:45発⇒大洗翌14:00着
運行深夜便:大洗01:45発 ⇒苫小牧翌19:45着 苫小牧発01:30発⇒大洗翌19:30着
料金車1名込:29,440円~(+同乗者1名当たり10,740円~)

 

津軽海峡フェリーhttps://www.tsugarukaikyo.co.jp/
航路:函館~青森
運行:1日8往復 乗船時間3時間40分
料金車1名込:14,400円~(+同乗者1名当たり2,460円~)

航路:函館~大間
運行:1日2往復 乗船時間90分
料金車1名込:10,850円~(+同乗者1名当たり2,000円~)

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青函フェリーhttp://www.seikan-ferry.co.jp/
航路:函館~青森
運行:1日8往復 乗船時間3時間40分
料金車1名込:14,200円~(+同乗者1名当たり1,800円~)

 

新日本海フェリーhttp://www.snf.jp/
航路:小樽~鶴舞
運行:小樽23:30発 ⇒鶴舞翌21:15着 鶴舞発23:50発⇒小樽翌20:45着
料金車1名込:30,600円~(+同乗者1名当たり10,700円~)
※新潟経由便もあり

航路:苫小牧東港敦賀
運行:苫小牧東港23:30発 ⇒敦賀翌20:30着 敦賀発03:30発⇒苫小牧東港20:30着
料金車1名込:30,600円~(+同乗者1名当たり10,700円~)
※新潟、秋田経由便もあり

 

太平洋フェリーhttp://www.snf.jp/
航路:苫小牧~仙台~名古屋
運行:苫小牧 19:00発⇒翌10:00着 仙台 12:50発⇒翌10:30着 名古屋
運行:名古屋 19:00発⇒翌16:40着 仙台 19:40発⇒翌11:40着 苫小牧
苫小牧⇔名古屋:料金車1名込:37,000円~(+同乗者1名当たり11,700円~)
苫小牧⇔仙台 :料金車1名込:28,600円~(+同乗者1名当たり9,000円~)
仙台⇔名古屋 :料金車1名込:25,700円~(+同乗者1名当たり7,800円~)

 

オーシャン東九フェリーhttps://www.otf.jp/
航路:東京~徳島~北九州(新門司港
運行:東京 19:30発⇒翌13:05着 徳島 14:20発⇒翌05:20着 北九州
運行:北九州 19:00発⇒翌09:20着 徳島 11:20発⇒翌05:30着 東京
東京⇔北九州:料金車1名込:27,430円~(+同乗者1名当たり18,050円~)
東京⇔徳島 :料金車1名込:21,960円~(+同乗者1名当たり12,730円~)
徳島⇔北九州:料金車1名込:17,540円~(+同乗者1名当たり9,630円~)

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宮崎カーフェリーhttps://www.miyazakicarferry.com/
航路:宮崎~神戸
運行:宮崎19:10発 ⇒神戸翌07:30着 神戸発19:10発⇒宮崎翌08:40着
料金車1名込:24,500円~(+同乗者1名当たり13,100円~)

 

名門大洋フェリーhttps://www.cityline.co.jp/
航路:北九州新門司港~大阪南港
運行1便:門司17:00発 ⇒大阪翌05:30着 大阪発17:00発⇒門司翌05:30着
運行2便:門司19:50発 ⇒大阪翌08:30着 大阪発19:50発⇒門司翌08:30着
料金車1名込:14,870円~(+同乗者1名当たり7,010円~)

 

阪九フェリーhttps://www.han9f.co.jp/
航路:門司港泉大津
運行:門司17:30発 ⇒泉大津翌06:00着 泉大津発17:30発⇒門司翌06:30着
料金車1名込:13,410円~(+同乗者1名当たり6,280円~)

航路:門司港~神戸
運行:門司18:40発 ⇒神戸翌07:10着 神戸発18:30発⇒門司翌07:00着
料金車1名込:13,410円~(+同乗者1名当たり6,280円~)

 

フェリーさんふらわあフェリーさんふらわあ
運行:大阪19:05発 ⇒別府翌06:55着 別府発18:45発⇒大阪翌06:35着
料金車1名込:32,750円~(+同乗者1名当たり12,340円~)

運行:神戸19:00発 ⇒大分翌06:20着 大分発19:15発⇒神戸翌06:35着
料金車1名込:32,750円~(+同乗者1名当たり12,340円~)

運行:大阪17:55発 ⇒鹿児島翌08:55着 鹿児島発17:77発⇒大阪翌07:40着
料金車1名込:38,530円~(+同乗者1名当たり15,640円~)

 

マルエーフェリーhttps://www.aline-ferry.com
航路:鹿児島~沖縄
運行:鹿児島18:00発 ⇒那覇翌19:00着 那覇発07:30発⇒鹿児島翌08:30着
料金車1名込:53,100円~(+同乗者1名当たり14,880円~)
※立寄り先:鹿児島 - 名瀬 - 亀徳 - 和泊 - 与論 - 本部 - 那覇

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管理人の独り言

海にでると…ふと考えてしまう。ウナギは日本から遥か2000キロ南のマリアナ諸島で卵を産んで。赤ちゃんウナギが直線距離で2000キロを泳ぎ切って日本の川にやってきて、更に産卵に為に2000キロ泳いでマリアナ諸島に戻るという。

昨今、ウナギの赤ちゃんである「シラスウナギ」が取れなくて鰻の値段が上がっているとの事。絶滅を危惧する話も聞く。

鰻が心配だ。そんなウナギについて書いた記事が下記です。

 

 

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