旅cafe

旅行会社の元社員が書く旅日記です…観光情報、現地の楽しみ方、穴場スポットなどを紹介します。

なぜ人気? ”ガッツリめし”

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NHK 報道首都圏より
今、ここにきて、こってりとしたご飯をバクバク食べている人が増えてきました。

油ギトギト野菜山もりのラーメン、分厚いカツをホワッと綴じたかつ丼、大盛りのカレーに大きなカツを乗せたカツカレー・・今、”ガッツリめし” と言われるボリューム満点のご飯がブームになっています。

書店には、ガッツリめしを特集した雑誌やレシピ本が並びコンビニでもガッツリを売りにした弁当が並ぶ・・ダイエットやメタボ対策が広がる中、時代に逆行するガッツリ飯がなぜ人気なのでしょうか。

日本人の食事を見てみますと・・・
日本人の一日当たりの摂取エネルギーは1975年の2226キロ㌍をピークに現在は1867キロ㌍・・若い女性を中心にした痩せ願望やダイエット、メタボの危険性が広く認知された事が大きな要因です。

健康志向と相反する”ガッツリめし”ですが・・・。

■ガッツリ飯のブームは、過度の健康志向の揺り戻しでしょうね・・食事ってのは本来カロリーを摂取するためのもの・・高度成長期は高カロリーイコール良い食事・・スタミナが付く事は望ましい事だったんです。

■食事本来の姿であるカロリーをとる事が悪い事のように言われています・・これってチョットおかしいですよね・・でも・・私もコンビニで弁当買う時、カロリー表示見る習慣が付いてますね。

■間違いなく今は異常ですね・・食事がカロリーを摂らない事の行事になってます・・健康志向がゆき過ぎて食事が不健康になってしまってます。

■食べたい時に食べたい物を好きなだけ食べる・・・言ってみれば食事本来の姿に戻る行為が ”ガッツリめし” なんですね。