日本各地でパワースポットが注目を浴びています…その中でも選りすぐりのパワースポットが鹿島神宮、香取神宮にあるんです。
紹介しておかなきゃいけないのが要石です。
遥か昔、神々が日本をおつくりになった時、まだ地上は安定していませんでした…打ち続く地震に人々は恐怖していました。
その時、鹿島、香取、両神宮の神様、タケミカヅチとフツヌシが当地を訪れて人々が地震を恐れているのを知るのです…そして言いました…「これは地中に大きなナマズが住み着いて騒いでいるんだ」…そして地中に深く石棒を差し込み、ナマズの頭と尾を押さえつけて地震を鎮めたのです。
※…
実はですね…その地中深くに差し込んだ石棒の頭だけが出ているところがあるんです…それが要石と言われています。
鹿島神宮はナマズの頭を押さえつけている要石…香取神宮はナマズの尾、尾っぽを押さえつけている要石です。
チョット面白い逸話がありまして…
7日7晩掘っても見えぬ底…
今でも、鹿島神宮と香取神宮の境内には、「要石」と呼ばれる霊石があります。…鹿島神宮は凹型、香取神宮は凸型の石の頭がわずかに地表に出ている。
この石、地中にどのくらい広がっているのか、大きさは正確にわからないのだといいます。徳川光圀(水戸黄門)がある時、要石を掘出させようとしたが、7日7晩かかっても底が見える気配がなくあきらめた、という話が残っています。このような話から、鹿島神宮と香取神宮の要石は、地下でつながっているという説まであるくらいなんです。
鹿島神宮と香取神宮、参拝したら是非この話を思い出しながら要石、確認に行ってください…。